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未来を変えるために今を生きる。ベストを目指すマインドとは?

皆さんこんにちは、Enlyt CEOの久保です。

「時間がもっとあったら〇〇するのに。」
「もっと会社がこうしてくれたら自分は〇〇できるのに。」
「△△の能力がある人がいれば▢▢できるのに。」
「昔こういう選択をしていれば今頃は〇〇だっただろうな。」

このようにたらればを頭に思い浮かべたことは大なり小なり皆さんにもあるのではないでしょうか。

自分の仮説から願望だけを抱いたり、後悔だけを抱くということは自分にとって価値あることなのでしょうか?
自分の仮説から願望や後悔を抱くことは、果たして未来に進む力となるのでしょうか?

今日は「たらればではなくて今あるものでベストを目指すマインド」について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

僕の好きな言葉は、「今を生きる」です。一度はこの言葉を耳にしたことがあると思います。けれど、この言葉の本質をどれくらいの人が理解しているのでしょうか。
僕は、「今を生きる」というのは今を今の自分が最大限できることを一所懸命やり切ることだと定義しています。
何のために今を生きるかが違うだけで、今の生活の充実度が変わります。
すなわち未来が変わってきます。

では、まずはたらればを振り返ることから今あるものでベストを目指すマインドを考えていきましょう。

たらればって何?

たられば(タラレバ)は、「もし〇〇していたら」や「もし〇〇していれば」といった仮定を伴う反事実的思考を示す語です。主張・願望・後悔・議論・批判などを意味し、話してもどうしようもないことを話す場合に多く使われます。また、特に過去になったことに対して後悔の念に囚われている時に使用されます。

つまり、基本的に仮説のお話ですよね。

仮説だけのお話だったらたらればって問題なさそうです。
ただ気をつけないといけないのが、仮説は仮に立てる説なので、今の事実があるということではなく、実験・観察などによる検証を通じて、事実と合致するかを見ていくことになります。

つまり今の話じゃないんです。

ここが大事なところです。
ここをちゃんと分かっていないと色々問題が起きてきます。

それではその問題を見ていきます。

理想と現実のギャップは問題ではなく、むしろ伸びしろ

「もし△△していたら」や「もし△△していれば」という仮定を伴う主張・願望・後悔というのは、現状と理想の間にギャップがある状態です。

けれどこのギャップは問題ではないです。
これはむしろ伸びしろです。

では何が問題かというとそのギャップで現状をギブアップすることです。

ギブアップすると2つの内どちらかが起きます。

  • 完全に諦める
  • 理想のみを追いかける

完全に諦めることは言うまでもなく、伸びしろの可能性ゼロになります。
注目したいのは、理想のみを追いかけることです。

僕はこれをやっている人をけっこうな数知っています。
そういう人には向上心が強い人が多いという印象を受けます。現状には満足していないから未来に希望を抱きます。そのため勉強に励んだり、スキルを身につけたり、現状を耐え忍ぶ、そういった行動が見られます。

これはパッとみると一生懸命頑張っていてステキなことです。
でも、大事なことが抜けているんです。

今の積み重ねが未来をつくるということです。

そのへんを次にしっかりと考えていきます。

今を変えれないやつは未来も変えれない

改めて考えてみてください。

僕たちがコントロールできるのは過去、今、未来の3つだとどれでしょうか。

今です。
今しかコントロールできません。

タイムスリップできれば別です。しかしそれはきっと何100年も先の話でしょう。

今できる行動には2つの種類があると思っています。

今のためにする行動と未来のためにする行動の2つです。

先程挙げた大事なことが抜けている話は、未来のためにする行動です。

例えば、あなたが念願の海外就職で東南アジアに赴任するとします。
そこで色々な問題にぶつかります。
その中で、自分はやはりヨーロッパ、欧米で別の勉強をしたいと思い、大学院留学を目指し帰国します。

そんな話です。
悪いことは一つもありません。

未来に希望をもって自分がやりたいことをやっていることはステキなことです。
けれど今は変えられていないのです。だからあなたの未来は変わらないことが予想できます。

大学院に入学したらまた未来のことを考えているはずです。
また現状と未来の理想像とのギャップを感じ、変わろうと必死になる訳です。

これは、今を変えることができていないからです。

今を変えるとは?

今を変えるってどういうことなのでしょうか?

「時間がもっとあったら〇〇するのに」と思ったら、その瞬間から時間を作れるように今できる最大限の努力をします。

「もっと会社がこうしてくれたら自分は〇〇できるのに」と思ったら会社を変えるために今できる自分の最大限の努力を考えます。

「〇〇のスキルがある人がいれば△△ができる」と思っても、の自分、もしくはのチームが今できる最高のパフォーマンスが何かをまず考えます。

今を変えるというのは今のために今できることを考え行動することです。
もちろん未来のために今できることを考え行動します。しかし一番に優先することは今のために今できることを考え行動することなのです。

それを積み重ねることで未来が変わるのです。

最後に

今あるものでベストを目指すマインドは今のために今の自分ができることを考え行動するためのマインドです。

僕たちは今を生きることしかできません。
その中でも今この瞬間の自分の人生を最高に充実させることに最高の優先度を与えるべきだと思います。
それはきっと目先の充実ではなく、未来に繋がる充実だと信じています。

今日はこのへんで。

Enlytについて

株式会社Enlytはテクノロジーの進化と時代の変革に応じて新しいアイデアとサービスを創出することで、世の中に新たなビジネスチャンスを提供するテクノロジー集団です。Enlytは少数精鋭のメンバーのため、積極的なメンバーが活躍できる機会が多分にあり、日々自己の成長を実感することができる環境があります。年齢・性別に関係なく、和気あいあいと業務をしている会社の雰囲気は、THEベンチャー企業という雰囲気が味わえます。

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