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開発会社が顧客管理ツール(CRM)を選定する際に知っておくべきポイント

みなさん、こんにちは。

このブログでは、開発会社が顧客管理ツール(CRM)を選定する際に知っておくべきポイントや視点を解説していきます。

顧客管理ツールは、企業が顧客との関係を効率的に管理し、ビジネスの成長を促進するための重要なシステムです。しかし、CRMツールは種類が豊富で、クラウド型やオンプレミス型、さらには特定の業界に特化したものまでさまざまです。開発会社の視点では、ツールのカスタマイズ性、他のシステムとの連携のしやすさ、運用コストやサポート体制がとくに重要となります。

このブログでは、そうした技術的かつ実務的な観点をもとに、どのCRMツールを選ぶか迷っている開発者や企業の経営者、プロジェクトマネージャーの方にぜひ読んでほしい内容となっています。

CRMツールは、営業・マーケティング部門が主に使用するイメージがありますが、システム開発会社にとっても重要です。とくに、CRMツールの選定や開発に関わることが多い開発会社にとって、ツールの機能や拡張性、サポート体制の理解はプロジェクトの成否を左右します。そのため、本ブログでは、CRMツールの基本的な機能や導入メリットだけでなく、開発者にとってのカスタマイズのしやすさや、システム連携の視点からも解説していきたいと思います。

顧客管理ツール(CRM)とは?

顧客管理ツール(CRM:Customer Relationship Management)とは、企業が顧客との関係を効果的に管理・強化するために使用するソフトウェアやシステムのことを指します。CRMは、顧客情報の一元管理、顧客対応の効率化、営業プロセスの最適化などをサポートすることで、顧客満足度の向上や収益の増加を目指します。CRMを導入することで、顧客とのコミュニケーション履歴や取引情報を一括管理し、営業チームやカスタマーサポート部門が迅速かつ適切に対応できるようになります。

CRMツールの重要性は、とくに次の3点にあります:

1. 顧客情報の一元化  

CRMは、顧客の連絡先情報、購入履歴、問い合わせ内容など、すべての情報を一元的に管理します。これにより、複数の部門が同じ情報にアクセスでき、部門間のコミュニケーションが円滑になります。また、過去のやり取りを参照することで、個々の顧客に合わせた対応が可能になります。

2. 営業活動の効率化  

営業チームは、CRMを利用することでリードの管理やフォローアップの自動化、商談の進捗状況の追跡を効率化できます。これにより、重要な商談の機会を逃すリスクが軽減され、成約率が向上します。

3. データ分析による意思決定の強化

CRMに蓄積されたデータをもとに、営業成績や顧客動向を分析することで、経営陣はデータに基づいた戦略的な意思決定を行うことができます。CRMツールの分析機能を活用することで、どの顧客が優良顧客か、どの製品がよく売れているか、今後の営業活動でどの分野に注力すべきかといった重要な情報を得ることができます。

以上のように、顧客管理ツールは企業全体の業務効率を高め、顧客満足度を向上させるために非常に重要な役割を果たします。開発会社がこうしたツールを導入・選定する際には、機能の幅広さや運用のしやすさだけでなく、カスタマイズの柔軟性や他システムとの統合のしやすさも重要なポイントです。

顧客管理ツールの選び方

クラウド型 vs. オンプレミス型:それぞれのメリットとデメリット

顧客管理ツール(CRM)を選ぶ際には、大きく分けて「クラウド型」と「オンプレミス型」の2つのタイプがあります。それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが最適かは企業の規模や業務内容、ITリソースの有無などに依存します。開発会社としては、クライアントのニーズに合わせて適切な選択肢を提案することが重要です。

クラウド型(SaaS型)CRMのメリットとデメリット

クラウド型CRMは、インターネットを通じてサービスを利用する形態で、顧客管理データを外部サーバーに保存し、ブラウザやアプリケーションを通じてアクセスするタイプのものです。

  • メリット:

ー 1. 初期導入コストが低い  

クラウド型は、サーバーやネットワークインフラを自社で構築する必要がなく、比較的低コストで導入できるのが大きな利点です。小規模な企業やスタートアップにとくに適しています。

ー 2. スケーラビリティ

クラウド型は、ユーザー数やデータ量の増加に応じて柔軟にスケールアップが可能です。急成長している企業や、需要が急増する可能性のあるプロジェクトに対応できます。

ー 3. 自動アップデート  

クラウド型サービスは、プロバイダー側でソフトウェアの更新が行われるため、常に最新の機能やセキュリティ対策を利用できます。IT部門の負担を軽減できるため、開発会社のリソースを他の業務に集中させやすくなります。

ー 4. 場所に縛られないアクセス

インターネットさえあれば、どこからでもCRMにアクセスできるため、リモートワークや外出先での作業が可能です。とくに最近の働き方改革やテレワークの推進において、クラウド型の柔軟性は大きな強みとなります。

  • デメリット:

ー 1. セキュリティのリスク  

データが外部のクラウドサーバーに保存されるため、サイバー攻撃やデータ流出のリスクがあります。とくに、機密性の高い顧客データを扱う場合は、クラウドサービスのセキュリティ対策を十分に確認する必要があります。

ー 2. カスタマイズ性の制限  

クラウド型の多くのサービスでは、提供されている標準機能以外の大幅なカスタマイズが難しい場合があります。開発会社が特定のクライアント向けに独自機能を実装する際に、柔軟性に欠けることが考えられます。

ー 3. インターネット依存  

クラウド型はインターネット接続が必須となるため、通信環境が不安定な場合や、接続が切れた場合に業務が滞るリスクがあります。

オンプレミス型CRMのメリットとデメリット

オンプレミス型CRMは、自社内のサーバーにシステムをインストールし、管理・運用を自社で行うタイプのものです。

  • メリット:

ー 1. 高いカスタマイズ性  

オンプレミス型は自社のニーズに合わせてシステムを細かくカスタマイズできるため、業務フローに最適化されたシステムを構築できます。独自の業務プロセスを持つ企業や特定の要件を満たす必要がある場合に最適です。

ー 2. セキュリティの強化  

データが社内サーバーに保存されるため、外部の脅威から守ることができます。とくに、法令で外部クラウドサービスにデータを保存できない場合や、厳格なセキュリティ基準を満たす必要がある場合に有利です。

ー 3. オフラインアクセスが可能  

オンプレミス型では、自社のネットワーク内で動作するため、インターネット接続のない環境でも利用できます。ネットワーク環境が不安定な地域や場所でも業務が滞ることがありません。

  • デメリット:

ー 1. 初期導入コストが高い  

サーバー機器の購入やインフラの構築、導入時の設定作業に高額なコストがかかるため、中小企業には負担が大きい場合があります。また、保守や運用コストも継続的に発生します。

ー 2. スケーラビリティの制約  

クラウド型と異なり、オンプレミス型はユーザー数やデータ量の増加に対してスケーラブルに対応することが難しく、追加のハードウェア購入や設定変更が必要になることがあります。

ー 3. 運用負担が大きい  

自社で管理するため、システムの保守やアップデートはIT部門が対応する必要があります。専任の管理者が必要となり、企業のITリソースに負担がかかることが考えられます。

機能の選定:どの機能が重要か、開発会社にとってどの機能が役立つか

CRMツールにはさまざまな機能がありますが、すべての機能が必要なわけではありません。開発会社としては、クライアントのニーズやプロジェクトに最適な機能を選定することが大切です。以下は、とくに開発会社にとって重要な機能です。

1. カスタマイズ性  

クライアントごとのビジネスニーズに合わせて、CRMシステムを柔軟にカスタマイズできるかは、開発会社にとって非常に重要です。APIを通じて他のシステムと連携できること、ワークフローの自動化や独自のレポート生成が可能であることなどがポイントになります。

2. 外部システムとの連携機能  

CRMツールが他のシステムと連携できるかどうかは、とくに顧客データの共有が必要なプロジェクトで重要です。たとえば、ERPや会計ソフト、マーケティングオートメーションツールと連携できるCRMであれば、データの重複や手入力の手間を削減し、業務の効率化が図れます。

3. 分析・レポート機能  

顧客データを活用し、営業パフォーマンスやマーケティング施策の効果を可視化するための分析・レポート機能も重要です。とくに、クライアントがデータに基づいた意思決定を行うためのサポートを提供する場合、柔軟なレポート作成機能やリアルタイムでのデータ集計が役立ちます。

4. ユーザー権限管理  

多くのプロジェクトでは、複数の部門がCRMを利用するため、ユーザーごとに異なるアクセス権限を設定できる機能が重要です。これにより、部門ごとに必要な情報のみを共有し、機密データの漏洩リスクを低減できます。

5. モバイル対応  

営業担当者やフィールドスタッフが現場でCRMにアクセスできるように、モバイル対応は欠かせません。モバイルアプリやレスポンシブなウェブデザインに対応しているCRMは、場所を選ばず顧客情報を確認・更新できるため、業務効率が向上します。

これらの機能を検討し、開発会社のプロジェクトやクライアントの要件に最も合ったCRMを選ぶことが成功の鍵となります。

おすすめの顧客管理ツール8〜10選

ここでは、開発会社が検討すべきおすすめの顧客管理ツール(CRM)を8〜10個紹介します。各ツールの特徴、メリット、デメリットを含め、ツール選定の際の参考になるように詳細をまとめました。

1. Salesforce

  • 特徴:  

Salesforceは、クラウド型CRMの代表格で、多機能でスケーラブルなソリューションを提供します。営業、カスタマーサポート、マーケティング、コミュニケーションを一元管理できます。

  • メリット:  

非常に高いカスタマイズ性と豊富なAPIを提供し、他システムとの統合が容易。規模の大きい企業や、カスタマイズが必要なプロジェクトに最適です。

  • デメリット:  

価格が高く、初期導入や学習コストも高め。中小企業にとっては、コスト面で負担になる可能性があります。

2. HubSpot CRM

  • 特徴:  

HubSpotは、とくにマーケティングや営業向けに強力なツールを提供する無料のCRMプラットフォームです。シンプルなインターフェースで中小企業にも人気があります。

  • メリット:  

基本機能が無料で使える点が大きな魅力。マーケティング、営業、カスタマーサポートツールが統合されており、操作も簡単です。

  • デメリット:  

無料版では機能に限りがあり、より高度な機能を利用するには有料プランへのアップグレードが必要です。

3. Zoho CRM

  • 特徴:  

Zoho CRMは中小企業向けに設計されたリーズナブルな価格のCRMツールです。カスタマイズ性が高く、さまざまなビジネスニーズに対応可能。

  • メリット:  

コストパフォーマンスが良く、豊富な機能を低コストで利用可能。他のZoho製品との連携がスムーズです。

  • デメリット:  

ユーザーインターフェースがやや直感的でない場合があり、とくに初心者には慣れるまで時間がかかることがあります。

4. Microsoft Dynamics 365

  • 特徴:  

Microsoft Dynamics 365は、営業、カスタマーサービス、フィールドサービス、プロジェクト管理を一体化したCRM・ERP統合プラットフォームです。

  • メリット:  

Microsoft製品とのシームレスな連携が強み。大規模な企業や業界特化のソリューションが必要な企業に向いています。Azureクラウドとも統合可能です。

  • デメリット:  

価格が高く、とくにカスタマイズを行う場合の運用が複雑になる可能性があります。

5. Pipedrive

  • 特徴:  

Pipedriveは、とくに営業プロセス管理に特化したCRMで、営業活動を視覚化し、成約率を高めることにフォーカスしたツールです。

  • メリット:  

営業向けに特化したシンプルなインターフェースで、進捗を追跡しやすく、営業チームの効率を向上させます。使いやすさが大きな強みです。

  • デメリット:  

他のCRMに比べて、マーケティングやカスタマーサポートの機能が不足している点があります。

6. Freshsales

  • 特徴:  

Freshsalesは、インテリジェントな営業支援ツールで、営業管理、カスタマーサポート、自動化機能を提供するCRMです。

  • メリット:  

営業プロセスの自動化機能が充実しており、効率化に大きく貢献。価格も比較的リーズナブルで、使いやすいUIが魅力です。

  • デメリット:  

カスタマイズ機能が他の大手CRMと比べてやや限定的です。

7. Agile CRM

  • 特徴:  

Agile CRMは、小規模企業向けに特化したクラウドベースのCRMです。マーケティング、営業、カスタマーサポートを一体化しています。

  • メリット:  

コストが非常に低く、小規模企業やスタートアップにとって非常に有用。シンプルな操作性で、基本的な機能を短期間で習得可能。

  • デメリット:  

大規模な企業や高度なカスタマイズを求める場合には機能が不足する可能性があります。

8. Monday.com CRM

  • 特徴:  

Monday.comは、プロジェクト管理ツールとしても知られていますが、CRM機能を搭載しており、営業プロセスの可視化とチーム間のコラボレーションを強化します。

  • メリット:  

プロジェクト管理機能と統合されているため、タスク管理と営業プロセスを一元化して効率的に管理できます。直感的なUIで使いやすいです。

  • デメリット:  

営業特化の機能が少ないため、複雑な営業プロセスを必要とする場合は他のツールの方が適しています。

9. Bitrix24

  • 特徴:  

Bitrix24は、CRM機能に加えて、プロジェクト管理、タスク管理、コミュニケーションツールも統合されたオールインワンのビジネスプラットフォームです。

  • メリット:  

無料版でも豊富な機能を利用でき、とくに中小企業にとって高コストパフォーマンス。プロジェクト管理とCRMを統合して運用したい企業に最適です。

  • デメリット:  

多機能であるため、初心者には使いこなすまでに時間がかかる場合があります。

10. SugarCRM

  • 特徴:  

SugarCRMは、エンタープライズ向けに設計されたオープンソースベースのCRMツールです。大企業に適したカスタマイズ性と拡張性があります。

  • メリット:  

オープンソースであるため、高度なカスタマイズや拡張が可能。大規模な導入や特殊なニーズを持つ企業に最適です。

  • デメリット:  

オンプレミスでの導入も可能ですが、運用に手間がかかり、コストが高くなることがあります。

これらのツールを比較検討し、自社のニーズや規模、リソースに最も適したCRMツールを選ぶことで、顧客管理を効果的に行うことができます。

まとめ

ツール選びの総括

CRMツールを選ぶ際には、数多くの選択肢がありますが、自社のニーズに最も適したツールを見極めることが成功の鍵です。とくに、開発会社の場合は、単に顧客情報を管理するだけではなく、プロジェクト管理やチーム間のコラボレーション、他システムとのスムーズな連携が求められます。そのため、次のポイントをしっかり押さえることが重要です。

・ニーズに最適化した機能選び

まずは、自社の業務プロセスを整理し、CRMツールに求める機能を明確にしましょう。営業のプロセス管理が中心か、プロジェクト進行のトラッキングが必要か、またはカスタマーサポートの自動化が重要かを見極めることが重要です。これにより、過不足のない機能を備えたツールを選定できます。

・カスタマイズ性と拡張性の確認

各ツールのカスタマイズ性を確認し、自社の特定の要件に適応できるかを検討することが必要です。多機能なツールが必ずしも良い選択とは限らず、今後の成長や事業拡大を見据え、拡張性の高いツールを選ぶと、将来的なコストや管理負担を最小限に抑えられます。

・サポートと総コストのバランス

導入後のサポート体制や、長期的にかかる運用コストも考慮に入れることが大切です。短期的には低価格でも、サポートが不十分である場合、トラブル対応にリソースを割くことになりかねません。また、ライセンス費用や初期導入費用だけでなく、メンテナンスやアップデートのコスト、さらにAPI連携などにかかる追加費用も含めて、総コストをしっかりと把握して選定する必要があります。

導入後の運用と最適化

CRMツールを導入した後は、そのツールが持つ可能性を最大限に引き出し、運用効率を高めるための最適化が求められます。ツール導入後に行うべき具体的なアクションについて考えてみましょう。

・運用フローの確立とスタッフへのトレーニング

CRMツールを導入しただけでは、その真価を発揮することはできません。自社のワークフローにツールを適応させ、業務プロセスにしっかりと組み込むことが重要です。ツールの機能を十分に理解してもらうために、全スタッフに対して十分なトレーニングを実施し、ツールの使い方を共通認識として持つことが大切です。

・データの一元管理と精度の向上

CRMツールを効果的に活用するためには、データの一元管理が必要です。顧客データ、営業データ、プロジェクト進行状況など、あらゆる情報が適切に入力され、常に最新の状態に保たれていることが、ツールの効果を最大化します。定期的にデータのメンテナンスを行い、古くなった情報や重複したデータを整理することで、データ精度を保ちましょう。

・フィードバックの収集と改善のサイクル

CRMツールは、導入後に終わるものではなく、継続的に改善と最適化を行う必要があります。定期的にスタッフからフィードバックを収集し、実際に業務にどのように役立っているかを確認しましょう。新しい機能の導入や運用フローの見直しが必要な場合には、ツールの設定を調整するなど、柔軟に対応することが大切です。

・定期的な評価と見直し

ツール導入から一定期間が経過した後、定期的にツールの使用状況や効果を評価しましょう。導入当初の目的を達成しているか、また新しいニーズが生まれているかを確認することで、ツールの有効性を維持することができます。必要に応じて、他のシステムとの統合や機能の追加も検討するべきです。

CRMツールの選定から導入、そして運用まで、一貫したプロセスを持ち、適切なツールを選ぶことが、開発会社の成長と効率化に直結します。各ポイントをしっかり押さえ、自社のニーズに合ったツールを選び、導入後も継続的に最適化していくことが、ビジネスの成功を支える重要な要素となります。

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