アプリのリリース後にかかる保守費用とは?知っておくべき保守費用の相場について解説!
アプリ開発の保守費用についてこんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
- アプリの保守費用が何かわからない
- アプリの保守費用の内訳を知りたい
- アプリに必要な保守費用の相場を知りたい
上記のような疑問や不安にお応えしていきます。
今回の記事を読めばこれがわかる!
☑️ 「アプリ」の保守費用とは何か ☑️ 「アプリ」に保守費用が欠かせない理由 ☑️ 「アプリ」に必要な保守費用の内訳
この記事を書いている私は、Enlytのマーケティングチームの友成です!
今回は、アプリ開発の保守費用について詳しく説明していきます。
目次
アプリの保守費用って何?なぜアプリには保守費用が欠かせないの?
アプリのリリース後に発生する保守費用とは?
アプリの保守費用とは、アプリのリリース後に発生した不具合の修正と機能の軽微な改善を行う際に必要な費用のことです。
アプリ保守の役割は、修正や改善を繰り返し行いアプリの良好なコンディションを維持することです。そのため、アプリのシステムやプログラムに不具合やトラブルが生じた際には、原因究明をし修正など適切な対応をスピーディーに行います。また、必要に応じて機能変更やアップデートなど改善を重ね、アプリをより良いものにします。
保守費用があることで、アプリのリリース後もトラブルにも迅速に対応することができます。
アプリに保守費用が欠かせない理由とは?
アプリに保守費用が欠かせないのは、アプリのリリース後、プログラムやシステムに問題が生じた際に早急に対応できるようにするためです。
保守費用を考慮していない場合、トラブル対応が遅くなったり、サービスの改善が不十分になったりします。そのため、ユーザーに対するサポートが疎かになり、ユーザーからの信頼性が低下してしまう可能性があります。ユーザーが離れてしまうと、せっかく開発したアプリも売上がなければ維持が困難になります。
ユーザーが満足できる適切なサービスを継続的に提供するためにも、アプリに保守費用は欠かせないのです。
アプリに保守費用をかけることによって可能になること
- システムにトラブルが発生した際の原因追求、改善、修正作業
- UI/UXデザインなどの仕様変更
- 必要に応じて機能の追加、変更、削除
アプリの保守費用と運用費用の違いは?
保守費用はアプリの正常な動作維持をサポートし、適切なサービスをユーザーに提供するために必要な費用であり、運用費用はアプリを監視し継続的に動作させ、安定したサービスを提供するために必要な費用です。
アプリの保守と運用が作用する対象に関しては、アプリ保守がシステムに変更を加え修正・改善する一方で、アプリ運用はシステム自体に改修を加えずネットワークやハードウェアを管理するという点が異なります。
アプリの運用費用とは、システムの動作確認や状態管理を行う際に必要な費用を指します。継続的にアプリを稼働させるためにアプリ運用を行う必要があります。
運用内容としては、アプリの動作に異常がないかの確認や、メモリなどのリソースとなるものの状況管理を行います。データのバックアップ作業や出入力に対する作業も行います。インフラに問題が生じたことでアプリにトラブルが発生した場合は、復旧させる役割も担っています。ウイルスによる攻撃や不正なアクセスによるトラブルもあるため、運用がシステムを的確に管理し稼働状況を監視することで、アプリの安定性を高めます。
以上のように、アプリを問題なく使い続けるためには、運用が必須です。
アプリ運用に必要な費用を考慮していない場合、アプリが正常に稼働しなかったり、ユーザーにストレスを与えてしまったりする可能性があります。運用費用はアプリを安定的に運用し、良好で快適なサービスを提供するために欠かせないのです。
アプリに保守費用ってどれくらい必要?保守費用の内訳とは?
アプリに必要な保守費用について
アプリ開発に必要な保守費用はアプリの規模や機能によって異なりますが、通常、開発費用の15パーセント程と言われています。しかし、契約形態や要望によっては大きく変動する部分でもあるため、依頼側にしっかりと相談しましょう。
- 保守対応費用:月に数十万円から
突然のトラブルやバグへの対応にかかる費用です。異常に対し迅速に対処可能な人数を確保するなど人件費の検討も重要です。
- アップデート費用:全体的な変更の場合、数百万円から(年に1回程)
OSのアップデートにかかる費用です。ユーザーに適切なサービスを提供するためにもAndroidやiOSは定期的にアップデートし、最新機能を利用可能にする必要があります。対応しているOSの数が多い程かかる費用は大きくなります。
- 機能追加費用:1機能につき、数万円から
機能の追加に変更に伴う費用です。 機能追加や変更はユーザーのニーズに合わせて継続的に行うことが重要です。機能を追加したり改善したりする度に費用がかかってしまうため、あらかじめしっかりと検討することが大切です。
- サーバーに関する費用:レンタルサーバーの場合、月に0から数十万円
Webアプリの場合、サーバーを利用するためのコストがかかります。アプリの規模によって費用は異なります。通信データ量やユーザー数の増加に伴いサーバー使用量も高くなります。アプリ開発後ただちに必要となるため、念頭に置いて計画する必要があります。
- ドメインに関する費用:年間、数万円から
Webアプリの場合、サーバー使用に関連してドメインが必要となります。ドメインの取得や更新にも費用がかかりますが、契約年数や種類によって異なります。
アプリの保守費用を抑える方法とは?
- 要件の検討に時間を費やす
事前に必要な機能やスペックを検討することで、無駄なコストを節約することができます。何が不必要なのか、要件の詳細をしっかり時間をかけて決めておきましょう。ベンダーなどプロに提案してもらうことも有効です。
- 要件の確認と合意の獲得
要件の詳細まで決めていても、後から次々と要件が追加され余分なコストが増加してしまうことがあります。要件の確認を含めプロジェクトに関わるメンバーや関係者にあらかじめ合意をとり、要件を固めておくことが重要です。
- 対応できる部分は自社で担う
外部に委託する場合、委託する内容や量によって費用が大きくなってきます。そのため、自社で可能な限り保守を行うことで、アプリの保守費用を抑えることができます。開発から始まり保守まで利用できる便利なツールもあるため、可能な場合は自社で補える部分は補いコスト削減につなげましょう。
アプリにおける保守費用のまとめ
アプリの保守費用とは、アプリのリリース後に発生した不具合の修正や機能の軽微な改善を行う際に必要な費用のことです。
アプリの保守費用を考慮することでトラブルにも迅速に対応でき、ユーザーによりよいサービスを提供することができます。アプリ開発に必要な保守費用には、保守対応費用やアップデート費用、機能追加費用が含まれます。
不要なコストを削減しユーザーに適切なサービスを提供するためにも、アプリ開発を行う際は、アプリの保守費用をしっかり検討しましょう。
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株式会社Enlytはベトナムに開発拠点SupremeTechを持ち、Enlytではこれまで50以上の開発プロジェクトを行ってきました。(株式会社Enlytの実績は開発実績ページから)ベトナムと日本のグローバルなチームで、数多くのプロジェクトを成功に導いてきました。
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