新しいことを始める -「知らないからまずはやってみる」は無敵説
みなさん、こんにちは。Enlyt CEOの久保です。
何か新しいことを始めようと思ったときにこんな悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?
・いつも思うだけで結局何も始めていない
・自分にはきっとできないと思ってしまう
・やりたいと思うのに行動に移せない
このブログで以下のことがわかります。
☑️ 人が新しいことを始められない理由
☑️ できないと思わないようになるコツ
☑️ 何か新しいことを始めるときに大事な価値観
僕は現在35歳です。この直近20年は、スポーツ、ファッション、ITと様々な世界を経験してきました。
中、高、大学の10年間をバドミントンに全てを捧げた後、約4年間ロンドン芸術大学でファッションを学び、ヨーロッパ・東京を中心にファッション業界に携わり、その後は約6年間ベトナムソフトウェア開発のディレクター、プロジェクトマネージャー、スクラムマスターをし、現在 EnlytのCEOを担っています。
これまでの上記の自分の経験を思い返して思うことは、「何か新しいことを始めることは良いことばかり」です。
しかし、実際は何か新しいことを始める前や始めた後すぐに様々な壁が立ちはだかります。
多くの人がそれらの壁を突破できなくて結局始めなかったり、途中で諦めてしまうケースが多いのではないでしょうか。
これまでにそんな経験をした人には特に読んでほしいブログです。
それではまず、なぜ「始めない」「諦める」を人は選んでしまうのかを考えていきたいと思います。
目次
人が新しいことを始められない理由
これまでみなさんは自らの決断、自分の意見を伝える、自分で考えて行動するということをどれくらいしてきたと思いますか?
実は自分が決めていると思っていることは、ほとんど自分で決めていないことが多いです。
自分で決めていると思っているのに、自分で決めていない。
これはつまりどういうことでしょうか?
人間は様々な外的要因に影響を受けていろいろな意思決定をしているということです。
いろいろな外的要因があります。
世間体。ニュース。読んだ本。観た動画。SNS。
特に今の時代は、スマホとインターネットが昔と比べると圧倒的に普及しているので、いつでもどこでも外的要因から影響を受けます。
それらは僕たちに無作為に影響を与えまくっています。そして無意識レベルでその状態が当たり前になっています。
だから、自分で決めていると思っていることでも、実は自分で決めていないということが多いです。
僕はロンドンに観光ビザで6ヶ月間滞在した後、ロンドン芸術大学に入学することを決意しました。
そのとき僕の英語のレベルは初心者中の初心者で、言うまでもなく大学で英語の授業を受けれるレベルではありませんでした。
そのとき周りの人は僕になんと言ったのか。
「1年以上はまず英語勉強しないとね。。。」
「ファッションを学ぶなら大学に入らなくてもいいんじゃない?」
「IELTSもとらないといけないから無理でしょ」
「英語もファッションも初心者のヒコには難しいんじゃない。。。」
全てネガティブなことでした。
ちょっと待ってください。ネガティブなことを言っている人たちは実際にチャレンジしたことあるんでしょうか?
ほとんどの人が実際にチャレンジしたことがないんです。
ではなぜその人達はそんなことを僕に言えたと思いますか?
ネットでみたり、人から聞いたり、SNSで知ったり、そうやって他人から影響を受けて知らないうちに生まれた思い込みなんです。
こうやって人は僕のように周りから「できない」を植え付けられそうになったり、知らない間に周りから影響を受け自分にはできないと思いこんで実際に始めなかったり、始めてもすぐに諦めてしまうんです。
では、こうはなりたくないって人はどうすればよいのでしょうか?
僕のこれまでの経験上、〇〇だったから色んなことに挑戦できたという気づきがあります。
ではそれを次は見ていきます。
できないと思わないようになるコツ。
知らないことです。
実はこれが最強だと思っています。
知らない状態だと、自分で無意識に作ってしまう限界がなくなるので気楽に挑戦できるようになります。
実際僕がロンドン芸術大学に入学するために英語の猛勉強をしたときがそうでした。
大学に入学するために必要になる英語の資格を取る試験であるIELTSの難易度を全く知らなかったので、単身フィリピンに飛んで、語学学校に乗り込むことができましたし、約半年間の間に海外の大学に行く決意と実際に入学を決めることができました。
もしこれが逆に、IELTSをGoogleで検索して徹底的に調べたり、友達に色々聞いてみたりして英語の猛勉強を始める前に色んなことを知っていたらどうなっていたでしょうか?
きっと僕はIELTSの難易度の高さを知り、そのときの自分のレベルでは到底無理だと感じて海外留学に挑戦してなかったと思います。
この体験から、知るということには自分の体験ベースで物事を考えるのではなく他人の情報ベースで物事を考えてしまうリスクがあることに気づいたんです。
情報を得ることが全く必要のないことだとは思いません。しかし、何かを始めることに対する不安材料や、ネガティブな他人の言葉ばかりが集まってしまい、自分にはできないということを無意識に植え付けられ結局始めない、すぐに諦める可能性が高くなります。
しかし、まずは体験ベースで何事にも取り組むことができれば、周りから影響を受けてしまい結局挑戦しないということが激減します。
まずは自分でやってみる。
この発想です。
この発想をもっていれば、周りのネガティブキャンペーンに耳は傾けても頭までは傾けなくて済みます。
それが僕がここで言っている知らないというコツです。
このコツを掴む上でとても重要な価値観があるので、最後にそちらを紹介したいと思います。
何か新しいことを始めるときに大事な価値観
みなさん、何か新しいことを始めるときに思うことはなんですか?
できるようになるのかな?
自分に向いているのかな?
良い結果がでるかな?
いつもこのようなことを思ったりしてませんか?
何かを始める前にこれらを考えても意味がないと思っています。なぜなら、これらは実際にやってみたあとにわかる結果だからです。
でも、これらを考えてきっと自分にはできない、向いていない、多分良い結果はでないと考えてしまい始めることをやめてしまう人は多いと思います。
じゃ何か新しいことを始めるときに大事な価値観ってなんなのでしょうか?
それは自分がやりたいかやりたくないかで決めることです。
やりたいかやりたくないか に できるかできないか は関係ありません。
ちなみに僕がロンドン芸術大学に入学すると決意したときがそうでした。
「なんとしてでもロンドン芸術大学でファッションを学びたい」ただそれだけで色んなことに必死になれました。
もしそのとき、自分にできるかできないかで物事を考えていたら、IELTSを勉強するためにフィリピンに4ヶ月間行かなかっただろうし、行っていたとしても最初の模擬テストで最低点の3.0を取った後に諦めていたと思います。
もしそうだったら今の自分は100%存在しません。
このやりたいかやりたくないかで物事を考える価値観は、周りの情報や人の声から自分の挑戦する気持ちを守ってくれて僕たちに挑戦する勇気を与えてくれます。
そしてその挑戦が人生の大きなターニングポイントとなっていくはずです。
おわりに
人間は良くも悪くも賢いです。
年齢を重ねていくと自然に知識と経験がつき、人、インターネット、本、ニュースといった様々なところからの情報に強く影響を受けます。
だから自分の経験ではなく情報を信じ始め、経験なくして全てを知った気になったりします。
そうなってくるともう負の連鎖です。
自分のやりたいかやりたくないかの気持ちで物事を判断できなくなり、周りの情報で固められた自分にできるかできないかで物事を判断し挑戦しなくなります。
つまり自分の決断が自分からなくなっていくんです。
人生は一度きりです。
自分で決断しないのはもったいないと思うんです。
今もし挑戦したいけど足踏みしているのなら、その足踏みは何なのか考えてみてください。
そして自分で決断して挑戦していってください。
僕も常にそれを心がけてこれからも色々と挑戦していきたいと思います。
このような記事をnoteの方でも掲載しています。
興味を持っていただけたら下記リンクから僕のnoteを見てみてください!
Enlytについて
株式会社Enlytはテクノロジーの進化と時代の変革に応じて新しいアイデアとサービスを創出することで、世の中に新たなビジネスチャンスを提供するテクノロジー集団です。Enlytは少数精鋭のメンバーのため、積極的なメンバーが活躍できる機会が多分にあり、日々自己の成長を実感することができる環境があります。年齢・性別に関係なく、和気あいあいと業務をしている会社の雰囲気は、THEベンチャー企業という雰囲気が味わえます。
Enlytでゼロから事業を作る一生ものの経験をしませんか?採用の詳細はこちらから!
(Enlytキャリア採用)