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スマホを守る、OSアップデートとは?アップデートのメリットや仕組みを解説

スマートフォン(スマホ)の「OSアップデート」の通知、つい後回しにしていませんか?
アップデートには新機能の追加のほか、セキュリティ強化や不具合修正など大切な役割があります。
放置すると、個人情報漏えいやアプリの不具合といった重大なリスクもあります。
本記事では、OSアップデートの仕組みや重要性を紹介します。

OSアップデートとは?

OS(オペレーティングシステム)はスマートフォンやコンピューターの機能を支える根幹となるソフトです。ハードウェアとアプリケーションを連携させ、デバイスを円滑に動作させるために不可欠です。
定期的なOSアップデートは、単に新機能を追加するだけでなく、セキュリティの強化や処理の最適化にもつながります。

1. OS(オペレーティングシステム)の役割

OS(Operating System)は、スマートフォンやパソコンを動作させるための基盤となるソフトウェアです。


  • ハードウェアとアプリの管理

OSは、スマートフォンに搭載された各種ハードウェア(CPU、メモリ、ディスプレイ、カメラなど)を制御し、ユーザーが快適に操作できるよう管理します。


  • アプリケーションの動作を制御

OSは、スマートフォン上でアプリを動かし、ハードウェアとの連携や複数の処理を同時に管理する重要な基盤です。


  • ユーザーインターフェース(UI)を提供

iOSやAndroidでは、画面のタップやスワイプ、キーボード入力など、それぞれ独自のデザインや操作性を持つUIが搭載されており、ユーザー体験の向上を図っています。


  • セキュリティの管理

OSは、ウイルスやマルウェアからデバイスを守るためのセキュリティ機能を提供します。

アプリのインストール時の許可の管理や、最新の脆弱性への対策も含まれます。

2. なぜ定期的なOSアップデートが必要なのか?

  • OSのアップデートでアプリが使えなくなる可能性

OSがアップデートされると、従来のアプリが新しいOSに対応できず、正常に動作しなくなることがあります。

特に、古いアプリは新しいOSの仕様に対応していないことが多く、起動しなかったり、一部の機能が使えなくなることがあります。

また、最新のAR(拡張現実)やAI機能を活用するアプリは、古いOSではそもそもインストールできなかったり、動作しないケースが増えています。特に、ゲームアプリや金融系アプリなどで見られます。


  • セキュリティの向上

OSアップデートの最も重要な理由の一つが、セキュリティ対策です。

開発元が発見次第に修正を行い、提供するアップデートによって、ハッカーやサイバー犯罪者による新たな脆弱性への攻撃に対抗し、ウイルス感染や個人情報漏えいのリスクを防ぎます。


  • バグ修正とパフォーマンスの向上

OSは非常に複雑なシステムであり、リリース時にすべてのバグを排除するのは困難です。
しかし、ユーザーからのフィードバックや不具合報告をもとに、開発元は定期的にバグ修正やシステム最適化を行っています。

これにより、アプリのクラッシュや動作の遅延といった問題が改善されるほか、メモリ管理やバッテリー消費の最適化によって、アプリの動作速度やレスポンスが向上することが期待できます。


  • 新機能の追加

OSアップデートでは、UIの改善や新機能の追加が行われることもあります。

例えば、iOSでは新しいウィジェット機能やプライバシー管理機能が追加されたり、Androidではカスタマイズ性が向上するアップデートが実施されます。


  • アプリ開発者にもOSアップデート対応が求められる

OSアップデートに伴い、アプリ開発者は新しいOSに対応するための修正を行う必要があります。

例えば、iOSやAndroidの新機能を活用したアプリを開発するには、OSの仕様変更に対する理解が必要です。企業向けのアプリや業務システムにおいては、OSアップデートにより互換性の問題が発生しないよう、事前にテストを行うことが重要です。

スマホのOSアップデートしないとどうなる?

1. セキュリティリスクが増大する(ウイルス・ハッキングの危険性)

OSアップデートが最も重要な理由の一つが、セキュリティ対策の強化 です。

セキュリティリスクのあるアプリは、「古いバージョンのOSではサポートしない」としてサービスが使用できなくなるケースもあります。


  •  ハッキングや不正アクセスのリスク

サイバー攻撃は日々進化しており、新しいセキュリティホール(脆弱性)を狙った攻撃が増えています。

OSが最新のセキュリティ対策を適用していないと、アプリも最新の機能を活用できなかったり、スマートフォンがハッカーの標的となり、個人情報が盗まれるリスクがあります。


  • ウイルスやマルウェア感染のリスク

OSのアップデートには、ウイルスやマルウェアの侵入を防ぐための修正 も含まれています。

特にAndroidは、アプリのインストール経路が多いため、マルウェアのリスクが高くなります。


  • フィッシング詐欺への脆弱性

OSが古いと、最新のフィッシング詐欺対策が適用されず、悪意のあるサイトや偽のアプリによって個人情報を盗まれるリスクが高まります。
特に、クレジットカード情報やパスワードを保存している場合は注意が必要です。


2. OSが古いとバッテリー消費や動作自体への影響がある

  • バッテリー消費が増える

OSアップデートには、省電力機能の最適化が含まれていることが多く、アップデートを怠るとバッテリーの消耗が激しくなる可能性があります。


  • スマホの動作が遅くなる

メモリ管理の最適化や処理速度の向上が行われるアップデートを適用しないと、処理速度やシステム全体の動作が遅くなることがあります。


  • バグやフリーズの発生

ソフトウェアの不具合(バグ)を修正するプログラムが適用されるため、OSが古いと、フリーズや予期しないエラーが発生しやすくなります。

OSアップデートするメリット

1. 最新のセキュリティが導入できる

OSアップデートの最も重要な目的の一つは、セキュリティの向上です。
スマートフォンは、個人情報や銀行情報など重要なデータを保存するため、サイバー攻撃の標的 になりやすいデバイスです。
OSの開発元は、常に新たな脆弱性を発見し、それを修正するためにアップデートを提供しています。


  • 最新のセキュリティパッチが適用される

OSの脆弱性が発見されると、悪意のあるハッカーはそれを利用して、個人情報の盗難やウイルス感染を試みることがあります。

アップデートには、これらの脆弱性を修正するセキュリティパッチが含まれているため、リスクを最小限に抑えることができます。


  • フィッシング詐欺や不正アクセス対策

最新のOSでは、フィッシング詐欺や不正アクセスを防ぐための機能も強化されています。

例えば、アプリの権限管理や生体認証(指紋認証・顔認証)の精度向上など、セキュリティ機能が進化しています。


  • ウイルスやマルウェアの侵入防止

不審なアプリの検出機能やシステムレベルでのウイルス対策にも効果があります。

特にAndroidでは、Google Playプロテクトの強化などが定期的に行われ、悪意のあるアプリをブロックする仕組みが改善されています。

2. アップデートで導入されるOS自体の新機能を利用してアプリをより便利に利用できる

アップデートにより、様々な機能や使い勝手の向上が見込めます。より便利に、安全にアプリを使うことができるようになります。

  •  ユーザーインターフェース(UI)の改善

OSのアップデートでは、UIの改善が行われることが多く、より使いやすいデザインや操作性が提供されます。

例えば、iOSのアップデートではウィジェット機能の強化や新しいジェスチャー操作などが追加され、Androidでも通知管理の改善や省電力モードの強化などが行われます。


  • カメラや音声アシスタントの強化

最新のOSでは、カメラ機能の向上やAIを活用した音声アシスタントの進化などが行われます。

例えば、iOSではナイトモードの強化、AndroidではGoogleアシスタントの応答速度向上など、スマートフォンの機能が進化しています。


  •  プライバシー機能の向上

近年、プライバシー保護の強化が進んでおり、最新OSではアプリのアクセス権限を細かく管理できる機能などが追加されています。

例えば、iOSではアプリが位置情報やマイクを使用していると通知される機能が導入され、Androidでもデータ収集の透明性(cookie同意のバナーやプライバシーポリシー表記など、どこでデータを集め・使用するかを明確化すること)を高める仕組みが実装されています。

3. 動作速度の改善、バグ修正によるパフォーマンス向上

  • システムの最適化による高速化

OSの更新によって、CPUやメモリの最適化が行われ、アプリの起動速度や操作のスムーズさが向上します。例えば、アニメーションの処理速度が向上したり、タッチレスポンスが改善されることがあります。


  • バッテリー消費の最適化

OSアップデートには、バッテリーの持続時間を改善するための省電力機能も含まれています。


  • バグ修正と安定性の向上

OSには、多くのプログラムが含まれているため、リリース後にバグが見つかることがあります。

アップデートでは、これらの不具合が修正されるため、アプリのクラッシュやシステムのフリーズが減少し、スマートフォンがより安定して動作するようになります。

【開発視点から】OSアップデートの種類と仕組み

1. メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い

OSアップデートは「メジャー」と「マイナー」の2種類があり、それぞれの違いを知ることで更新内容を詳しく理解することができます。

1.1 メジャーアップデート

メジャーアップデート(Major Update)は、OSのバージョンが大幅に変更されるアップデートです。
新機能の追加やUIの変更、システム全体の改善が含まれます。

  • 特徴
    • OSのバージョン番号が大きく変わる
      • 例:iOS 16 → iOS 17、Android 12 → Android 13
    • UIや操作性の変更が行われる
    • 新機能の追加
      • 例:ダークモード、ウィジェット機能、AIアシスタントの強化など
    • セキュリティ機能やパフォーマンスの大幅な改善
  • 開発視点での影響
    • OSの仕様が大きく変わるため、アプリ開発者は最新OSへの対応が必要
    • 互換性の問題が発生する可能性があるため、アプリの動作テストが必須
    • OSに最適化された新機能を活用するため、アプリのコード修正やUIの調整が必要


1.2 マイナーアップデート

マイナーアップデート(Minor Update)は、主にバグ修正やセキュリティパッチ適用を目的とした小規模なアップデート です。

  • 特徴
    • OSのバージョン番号の小数点以下が変わる
      • 例:iOS 17.1 → iOS 17.2、Android 13.0 → Android 13.1)
    • セキュリティ修正
      • 例:最新の脆弱性対策、フィッシング詐欺対策の強化
    • 軽微なバグ修正
      • 例:アプリのクラッシュ修正、動作の安定性向上
    • パフォーマンス最適化
      • 例:バッテリー消費の改善、処理速度の向上
  • 開発視点での影響
    • 互換性の問題は少ないが、セキュリティ強化の影響で一部のAPIが制限される可能性がある
    • アプリの挙動に影響を与える場合があるため、最新OSでの動作テストが推奨される
    • 企業向けのアプリでは、業務システムへの影響を最小限にするため、アップデートの適用タイミングを管理することが必要になる


2. OTA(Over The Air)アップデートとは?

OSアップデートは、現在ではWi-Fiなどを使ったOTA(ワイヤレス)方式が主流です。OTA(Over The Air)とは、Wi-Fiやモバイルネットワーク経由で、ワイヤレスでアップデートを適用する方式 です。

  • メリット
    • パソコンに接続することなく、スマートフォン単体でアップデートが可能
    • インターネット経由で直接OSの更新を適用できる
    • アップデートの適用がスムーズで、ユーザーの手間が少ない


  • デメリット
    • 大容量のデータ通信が発生するため、安定かつ充分なWi-Fi環境が推奨される
    • ストレージの空き容量が不足していると、アップデートが適用できないことがある
    • アップデート中に電源が切れると、不具合が発生する可能性がある


  • 開発視点での考慮点
    • OTAアップデートの適用方法によって、アプリの動作に影響が出ることがあるため、事前にテストが必要になる
    • 一部の企業向けデバイスではOTAアップデートを制限し、管理者がアップデートのタイミングを決定する可能性がある


3. バックグラウンドアップデートの仕組み

最近のOSでは、ユーザーが気づかないうちにアップデートを行う「バックグラウンドアップデート 」を導入しており、特にAndroidの「Seamless Update(シームレスアップデート)」が代表的な例です。

  • メリット
    • ユーザーが手動でアップデートを実行する必要がない
    • OSの更新によるダウンタイムが短縮される
    • セキュリティパッチやバグ修正が迅速に適用される
  • デメリット
    • ストレージ容量が一時的に増加する(更新データをダウンロードするため)
    • 一部のカスタムROMや企業向けデバイスでは、バックグラウンドアップデートが制限されることがある
  • 開発視点での影響
    • Androidの「Seamless Update」では、アップデート中もデバイスが通常通り使用が可能になる
    • iOSでも、小規模なセキュリティパッチを自動で適用する仕組みが導入されており、ユーザーの負担が減少する
    • 企業向けアプリやシステムでは、OSの自動アップデートが業務に影響を与えないよう、制御機能が必要になる可能性がある

このように、OSアップデートにはメジャーとマイナーの2種類があり、目的も機能追加やセキュリティ対策などさまざまです。

現在はOTAやバックグラウンドで簡単に適用できますが、開発者はアプリへの影響を考慮した対応が必要です。

Enlytが提供できるサポート

上記のような観点から、Enlytでは、最新OS対応を見据えたアプリ開発を行い、以下のサポートを提供しています。

  • 最新OSでの互換性テスト
    • iOS / Androidのベータ版がリリースされる段階で、動作検証を行い、事前に対応方針を策定
  • UI/UXの最適化
    • OSの最新デザインガイドラインに準拠し、ユーザーが違和感なく操作できるアプリを設計
  • 最新APIの活用
    • OSの新機能を積極的に取り入れ、AIやAR、機械学習を活用した革新的なアプリ開発を支援

最後に:スマホを守り安全かつ快適に使い続けるにはアップデートは重要

いかがでしたでしょうか?

今回は、OSの最新アップデートの必要性やメリット、種類や仕組みについて、開発目線を交えて解説しました。

次回の記事では、具体的なiOSとAndroidのアップデート手順と注意点について解説します。

Enlytについて

株式会社Enlytは、ベトナム・ダナンに170名以上のエンジニアが在籍している開発拠点SupremeTechを持つシステム開発会社です。オフショア開発だけでなく、国内での開発も行っており、それぞれ技術のレベルの高さ、開発の難易度などからお客様にベストな開発体制を組むことを得意としています。

WEBサイト・ECサイトの構築から、モバイルアプリ・LINEミニアプリまで、幅広くソフトウェアの開発を手掛けており、開発規模も大小様々なため、他ベンダーさまとの協業含め、チーム一丸となっての開発を心がけております。( 詳しくは開発実績ページからご覧ください。)

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