リモートワークに最適?住み易すぎるフィリピン・バギオの魅力を紹介します
こんにちは。
現在、フィリピンに住みながら、Enlytでフルリモートワーク勤務をしている金子です。
フィリピンのバギオ市という所を好きになってしまって、もう6年くらい住んでいるんですが、今回は、
- 僕が住んでいるバギオがどんなところなのか
- マニラやセブとは何が違うのか
- バギオ市の魅力
をこの記事で紹介していきたいと思います。
目次
フィリピン・バギオ市の概要
概要
- 人口:約35万人
- 場所:マニラがあるルソン島の北部
- 市の広さ:バギオの面積は約57㎢で、東京都世田谷区と同じぐらいの広さ
- 主な産業:英語学校、アメリカのコールセンター(オペレーター)、アート(クリエイティブシティという、フィリピンで唯一のUNESCO認定都市)、バギオ周辺地域では銀の採掘も有名
- 宗教:8割がキリスト教ロマンカトリック、他2割にキリスト教プロテスタントやイスラム教など
- 交通手段:マニラ空港から車で4時間。クラーク空港から車で2時間。2022年12月には空港も開設され、セブ空港から国内線が運航開始。
- 外国人の割合:日本を始めとして、韓国、中国、中東、アフリカからの語学留学生や大学生が多い。
気候
バギオ市は、マニラが位置しているルソン島内の北にある都市です。
標高で言うと、富士山の中腹くらいのところ(約1,500m)にあり、年間平均気温が20度程度と、フィリピンという南国の国からはイメージが出来ないくらい過ごしやすい場所です。
昼はTシャツ+長袖シャツ、夜はそれにパーカーやジャケット、といったような感じの服装で過ごすことが出来るので、日本の春とか秋みたいな感じをイメージしてもらえたらと思います。
そんな感じで過ごしやすい環境なので、僕の借りているアパートにもエアコンやストーブはありません(笑)
治安
2020年時点で、バギオでは年間1,655件(犯罪率 0.45%)の犯罪が発生している一方、東京都では年間8.27万件(犯罪率 0.59%)の犯罪件数が報告されており、犯罪率で見ると東京よりも安全なことが分かります。
※ 参照元:PHILIOOINE NATIONAL POLICE「Crime Stat」
バギオは、フィリピンの政治家や有力者たちにとっても避暑地である為、地方政府によって治安については厳しく統制されています。
街中では、警官が銃を保持していることはもちろん、銀行にいる警備員も猟銃のようなもの(笑)を持って立っています。
他にも、
・公務員の給与が十分に与えられている為、汚職が少ない
・山岳民族の民族性から(良い意味で)プライドが高く、民度の高さに繋がっている
といった要因から、治安の良さに繋がっているようです。
他の地域では警察にお金を渡すことで問題が解決したりするケースも多いようですが、バギオでそれをしたフィリピン人が逆に説教されてるなんてことも結構あります。
長期で住む人にとって治安の良さは場所を決める上での1つの大きな要因ですよね。
バギオの特徴
フィリピン留学地としても人気の都市
上に挙げたような観点を理由として、フィリピン留学で英語を学ぶために、セブやマニラなどの有名観光地ではなく、バギオを選ぶ日本人の方達も多くいます。
コロナ明けでは、リモートワークをしながら1日に何時間か授業を受けるという形で留学をしていたりと、以前多かったような留学するために仕事を辞めるという形は今変わってきているようです。
僕ももともとバギオでの英語留学経験者で、中学卒業レベルの英語力から、今では仕事で使用するレベルまで伸ばすことが出来ました。
気候もいいし、フィリピン人の先生たちも真面目だし、「海外で仕事をしたい」とか「旅行でもっとバックパッカーと喋りたい」とか思っている人たちには最適だと思いますね!
オシャレなカフェが多い
バギオはカフェ激戦区で、市の中心地では徒歩でいろんなカフェに行くことが出来ます。
気候が良いので、テラス席があったりドア開けっぱなしで開放的な雰囲気。基本的にはWifiも飛んでるのでリモート作業も出来ます。
音楽はうるさめなのでMTGをするには向いてません(笑)
バギオの個人的なツラい点
バギオの魅力をつらつらと書いてきましたが、住むことに関して苦労するポイントもあります。
首都からの移動
マニラ空港から車/バスで約4時間かかります。
フィリピン人のドライバーは基本ガンガン飛ばすのに加えて、バギオに入るにはグネグネな山道を通るので、車酔いする人は覚悟が必要かもしれません。
ただ、マニラよりもバギオに近いクラーク空港からのインフラが整備されていたり、2022年12月からは国内線用に空港も開いたりと、徐々にバギオへのアクセスがよくなっています。
雨季
毎年5月〜10月くらいまでは雨季にあたり、特に8〜10月は台風も来て1週間晴れ間がない、なんてこともあります。
湿気がすごくなって、持ってきた荷物にもカビが生えたりするので、オシャレ着は控えた方が良いかもしれません。僕も以前は、靴やキャップにカビが生えたりしていました(今は除湿機で凌いでいる)。
マニラやセブとの違い
ここまで書いてきたように、フィリピンと聞いてイメージするマニラ市やセブ島とバギオ市の環境は全く違います。僕が実際に行って比較した主観だと大きく下記3つになるかなと思います。
1. 過ごしやすい気候
セブやマニラにいると外に立ってるだけで汗ダラダラですが、バギオでは移動で歩いていてもそんなことはありません。日本の夏が嫌いな人には最適だと思います。
2. 統制された治安
マニラ空港は世界でもトップクラスで治安が整っていないと言われていたり、セブでは路地裏でのホールドアップ(銃を突きつけられてカツアゲ)に会った知り合いもいます。バギオではスリなどの軽犯罪はあるものの、問題になるような重犯罪は少ないです。
3. 真面目な市民性
セブ・マニラの人に見られる南国の陽気な雰囲気はバギオの人にはあまりなく、どちらかと言うとシャイな日本人に近いです。
以上、僕が住んでいるバギオの紹介でした。
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