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システム保守費用の相場はいくら?費用算出方法とコストを削減する3つのポイントを解説

システム開発を検討している企業担当者や、新規ビジネスを立ち上げる経営者の皆さんは、「システム保守費用」に関して以下のような疑問を抱えていませんか?

  • システム保守費用の相場が知りたい
  • システム保守費用の内訳や項目を知りたい
  • システム保守費用を削減する方法が知りたい
  • システム保守契約時の注意点やポイントを知りたい

システムを開発・導入した後、安定して運用し続けるためには「保守」が不可欠です。しかし、その費用がどの程度かかるのか、どのように決まるのか、無駄なコストを削減する方法があるのかなど、多くの方が疑問を抱えていると思います。

本記事では、システム保守費用の相場や算出方法を詳しく解説し、コスト削減のポイントも紹介します。適切な保守計画を立てることで、無駄な支出を抑えながら安定したシステム運用を実現しましょう。

システム保守費用とは?

システム保守費用の定義と目的

システム保守費用とは、開発したシステムを安定的に運用し続けるために発生する費用のことです。システムは導入して終わりではなく、適切なメンテナンスを行いながら運用する必要があります。保守を怠ると、突然の障害による業務停止や、セキュリティリスクの増大といった問題が発生する可能性があります。

システム保守の目的は、主に以下の点にあります。

  • 障害対応やバグ修正:システムの誤作動やバグが発生した際に、迅速に対応し、正常な状態を維持する。
  • セキュリティ対策:ウイルスや不正アクセスからシステムを守るため、定期的なセキュリティアップデートを実施する。
  • OSやミドルウェアのアップデート対応:システムの基盤となるOSやミドルウェアは定期的に更新が必要であり、最新のバージョンに適応させることで安定性を維持する。
  • サーバーやネットワーク機器の定期点検:ハードウェアの不具合を未然に防ぐために、定期的な点検とメンテナンスを行う。

これらの対応を適切に行うことで、システムの長期的な安定運用が可能となり、企業のビジネス継続性を高めることができます。

システム保守と運用の違い

システムの「保守」と「運用」は混同されがちですが、それぞれの目的や業務内容には違いがあります。

  • 保守:システムの障害対応、バグ修正、アップデート、セキュリティ対策など、システムの継続的な安定稼働を目的とした作業。
  • 運用:システムを使用しながら、日々の監視、データ管理、ユーザーサポート、パフォーマンス最適化など、日常的な業務を円滑に進めるための作業。

例えば、システムのエラーメッセージを確認して修正するのが「保守」、ユーザーのアカウントを管理し、適切な権限を付与するのが「運用」に該当します。

システム保守・運用の違いの詳細は下記よりチェックしてみてください▼

 システム運用・保守とは?

システム保守の種類

システム保守は、大きく分けてソフトウェア保守ハードウェア保守の2種類に分類されます。

ソフトウェア保守

ソフトウェア保守とは、システムのプログラムやコードに関するメンテナンスを行うことです。具体的には、以下の対応を行います。

  • 障害対応(バグ修正):予期しない不具合やエラーが発生した場合に、迅速に修正し、システムの安定稼働を維持する。
  • セキュリティアップデート:新たな脆弱性が発見された際に、修正プログラムを適用し、外部からの攻撃を防ぐ。
  • 機能改善・追加:ユーザーの要望や市場の変化に応じて、新機能の追加や既存機能の改善を行う。
  • OS/ミドルウェアのバージョンアップ:サーバーOSやミドルウェア(データベース、アプリケーションサーバーなど)を最新のものに更新し、互換性を保つ。

ハードウェア保守

ハードウェア保守は、システムを構成する物理的な機器のメンテナンスを指します。

  • サーバー、ネットワーク機器の定期点検:サーバーやルーター、スイッチなどのネットワーク機器を定期的に点検し、劣化や異常がないか確認する。
  • クラウドサービスの保守管理:クラウドベースのシステムでは、クラウドサービスプロバイダーの仕様変更やアップデートに対応するためのメンテナンスが必要。

特に、オンプレミス(社内設置型)のシステムを利用している企業では、サーバーの定期点検やストレージの増設、老朽化した機器の交換などが必要になります。

このように、システム保守には多岐にわたる業務が含まれます。企業の事業継続性を確保するためには、システムの特性や業務内容に応じた適切な保守体制を整えることが重要です。

システム保守費用の相場

システム保守にかかる費用相場の目安

一般的に、年間のシステム保守費用は開発費用の10〜30%程度が目安とされています。具体的には以下のような要素で決まります。

  • 人件費:エンジニアの作業時間やスキルレベル
  • 技術料:使用する技術や環境に依存
  • ライセンス料:ソフトウェアやクラウドサービスの利用料金

Enlytでは保守費用は、人件費・技術料込みで下記料金で提供しており、ライセンス料に関しては、お客さまのご負担とさせていただいております。

プラン月額金額基本対策内容対象顧客作業時間/月
ミニマム¥66,000・障害発生時の復旧サービス
・不具合発生時の調査、改修サービス
・メンテナンスサービス(ミドルウェアアップデート等)
・不明点への対応サポートサービス
・サポートは障害やトラブルが発生した際のみ必要
・コストをできる限り抑えたい
~8時間
ライト¥198,000・障害発生時の復旧サービス
・不具合発生時の調査、改修サービス
・メンテナンスサービス(ミドルウェアアップデート等)
・不明点への対応サポートサービス
・システムの重要度が高く、障害や不具合への対応スピードが求められる
・システムの改修やアップデートが比較的頻繁に必要
・コストとサポート内容のバランスを重視する
~24時間
ベーシック¥330,000・障害発生時の復旧サービス
・不具合発生時の調査、改修サービス
・メンテナンスサービス(ミドルウェアアップデート等)
・不明点への対応サポートサービス
・システムが業務の中核を担い、ダウンタイムが許容されない
・障害や不具合だけでなく、軽微なシステム改善も含めた包括的なサポートを求める
・ユーザーからの信用性・信頼性を最優先する
~40時間
プレミアム要相談・障害発生時の復旧サービス
・不具合発生時の調査、改修サービス
・メンテナンスサービス(ミドルウェアアップデート等)
・不明点への対応サポートサービス
・基本対応内容以外に機能追加、アップデート対応など追加開発も必要
・システムが複数あり、保守対応会社をまとめたい
・追加機能の要件整理など、設計・仕様から相談したい etc…
40時間〜

システム保守費用が変動する主な要因

  • システムの規模や複雑さ:大規模なシステムほど高額
  • 契約内容:24時間対応や障害発生時の復旧速度など
  • サポート時間帯:夜間・休日の対応はコスト増

外注先に保守が必要なサービスの内容を共有することで、システムの規模・複雑さを加味した上でのコストを算出してもらうことができます。
あまりにリーズナブルな費用感である場合、依頼してから実際の対応までのやり取りや細かいコミュニケーションで時間を取られることもありますので、スピーディーな対応が必要かどうかも保守運用の質に含まれるので外注先を探す際の参考にしていただければと思います。


システム保守費用の算出方法

適正稼働率を考慮したシステム保守費用の試算手順

保守費用を適正に試算するために、以下の4つの指標を考慮する必要があります。

  1. システムの重要度:業務における影響度
  2. 必要な対応時間:平日日中のみか、24時間対応か
  3. 技術的負荷:使用している技術の保守性
  4. 契約形態:月額固定か従量課金か

適正な稼働率をもとに、必要なリソースとコストを計算し、保守契約を最適化しましょう。

———-
Enlytでは月額固定ですが、月ごとにプランを変更可能です。
システムアップデートや、ユーザーが多くアクセスされるなど、重要な時期・期間をあらかじめ相談いただければ柔軟に対応いたします。
またシステム自体の特性や改修・メンテナンスケースによっては日中ではなく夜中に対応する方がよい場合もありますので、お気軽にご相談いただければと思います。

———–

結局いくらかかる?システム保守費用の適正コストと削減方法

システムの保守費用は、システムの規模、機能、運用形態、契約内容などにより大きく異なります。そのため、一概に「これくらいの費用がかかる」と断言することはできません。
しかし、前項でも記載したとおり、一般的な相場としては開発費用の10〜30%程度が年間保守費用の目安とされています。

適切な保守計画が重要な理由

システムの安定稼働は、企業の業務効率や顧客満足度に直結します。
適切な保守計画を策定することで、以下のようなメリットがあります。

  • 突発的なトラブルによる業務停止を防ぐ
  • セキュリティリスクを最小限に抑える
  • 長期的に見て保守費用のコストを削減できる
  • システムの寿命を延ばし、無駄な再開発を避ける

例えば、システムの障害が頻発し、都度対応する場合、想定以上のコストが発生することがあります。しかし、あらかじめ適切な保守計画を立てることで、予防的なメンテナンスを実施し、トラブル発生を未然に防ぐことが可能です。

システム保守費用の削減方法3つ

ここではシステム保守費用を最適化し、コスト削減を図るための具体的な方法をいくつか紹介します。

1. 保守業務の定期的な見直しと最適化

システムの運用状況を定期的にチェックし、不要な保守業務や過剰な契約がないか見直しましょう。
例えば、不要な機能の維持コストがかかっている場合、それを削減することで無駄な費用を抑えられます。

2. 適切な委託先の選定と契約内容の最適化

システム保守を外部に委託する場合、対応スピードや品質、コスト面を比較検討し、最適なベンダーを選定することが重要です。
また、契約内容を見直し、必要以上に手厚いサポートを契約していないか確認しましょう。

3. システムのクラウド化やアーキテクチャの見直し

オンプレミス環境(社内にサーバーを設置して運用)では、ハードウェアのメンテナンスやサーバー更新に高額な費用がかかることがあります。
クラウドサービスを活用することで、ハードウェア保守費用を削減できる可能性があります。
また、システム設計をシンプルにすることで、保守業務の負担を軽減し、コストを抑えることができます。

システム保守費用を適正に管理し、最適な体制を構築しよう

システムの安定稼働を実現しながら、無駄なコストを抑えるためには、適切な保守計画とコスト管理が不可欠です。

  • システムの特性や事業規模に応じた保守計画を策定する
  • 無駄なコストがかかっていないか定期的にチェックする
  • 外部委託の契約内容を最適化し、必要なサービスだけを利用する

これらのポイントを意識することで、システムの安定稼働を確保しながら、長期的なコスト最適化を実現できます。

まとめ

システム保守費用とは、開発後のシステムを安定的に運用し続けるために必要な費用です。主に下記のような対応内容が含まれます。

  • 障害対応
  • セキュリティ対策
  • OSやミドルウェアの更新
  • ハードウェアの点検

保守を適切に行うことで、業務停止やセキュリティだけでなくお客さまからの信用を失うリスクを未然に防ぎ、長期的なコスト削減にもつながります。
一般的な費用相場は、開発費の10〜30%程度となっていますが、契約内容や対応範囲に応じて、月額固定や従量課金で算出されます。

保守費用を少しでも抑えるには下記3つを定期的に行うことをおすすめします。

  • 保守業務の定期的な見直しと最適化
  • 適切な委託先の選定と契約内容の最適化
  • システムのクラウド化やアーキテクチャの見直し

適切な保守費用でシステム・サービスの根幹を支え、サービスコストの無駄をなくしていきましょう。

Enlytについて

株式会社Enlytは、ベトナム・ダナンに170名以上のエンジニアが在籍している開発拠点SupremeTechを持つシステム開発会社です。

システム開発に関わる設計・要件定義〜運用保守まで一気通貫で対応しており、特に運用保守に関しては、月々66,000円〜のプランを用意し、お客さまのシステムの特徴に合わせて最適な金額でご提案します。
また、月ごとにプランを変えることも可能ですので、対応する内容や頻度が増減しても全く問題ございません。

お客さまからもスピーディな対応に好感を抱いたという声を多々いただいております。(詳しくはクライアントインタビューからご覧ください。)

さらに、追加開発があった場合でもオフショアと国内の双方での開発を選択できるため、それぞれ技術のレベルの高さ、開発の難易度などからお客様にベストな開発体制を組むことを得意としています。

WEBサイト・ECサイトの構築から、モバイルアプリ・LINEミニアプリまで、幅広くソフトウェアの開発を手掛けており、開発規模も大小様々なため、他ベンダーさまとの協業含め、チーム一丸となっての開発を心がけております。( 詳しくは開発実績ページからご覧ください。)

システムやサービスの保守・運用に関するお悩みやご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

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