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アンフェアアドバンテージと成功:新たな視点からの考察

皆さんこんにちは、Enlyt CEO の久保です。

これまでにどのようにして人は成功していくのか不思議に思ったことはありませんか?

「成功はハードワークと切っても切れない関係である。」
「1万時間を費やして初めて成功のスタートラインに立てる。」

このような言葉は一般的によく耳にする言葉ではないでしょうか。
もしそうではない世界があったらどう思いますか?
ハードワーク以外にも重要なことがあるとしたらとても気になりませんか?

もしそれが僕たちに既に備わってるものだとしたらそれを使いこなす方法を知りたいですよね?
もしそれが僕たちの生活をより充実させてくれるなら必須じゃないでしょうか?

はい。僕はそれが気になって仕方ないです。

なので今日はみなさんと一緒に「成功を導くアンフェアアドバンテージ」について色々探求していきたいと思います。

アンフェアアドバンテージを知ったのはこの本を読んだのがきっかけでした。

The Unfair Advantage: How You Already Have What It Takes to Succeed 』(English Edition)

では詳しく見ていきましょう

人生は不公平

成功者というのは一般的に並外れたハードワークだけでその成功を手に入れた訳ではないようです。

運、その人が持っている特権、恵まれた環境などハードワーク以外の要素も成功を手に入れる重要な要素と言われています。

『The Unfair Advantage』を読んでいて思ったのは、成功にはきっと下記のような方程式があるのではないか?ということです。

成功 = みんなが真似できることをやりきる × 運 × アンフェアアドバンテージ

全員が真似できることをやりきることの例としてはハードワークだと思います。

例えば朝5時に起きてランニングと筋トレをして、8時には雑用を済ませて、10時からミーティングを始めて、食事は1日1食でみたいな、とてもストイックな生活をイメージします。

真似をしようと思ったら誰でも真似できるようなことです。

もちろん継続できないというケースはありますが、みんながやろうと思えばやれることです。

では、真似できないことってどんなことでしょうか?

家がめちゃくちゃお金持ちで1億くらいだったらすぐに投資をしてもらえる。

こんなのは真似できることではないですよね。

この本で言われているアンフェアアドバンテージは僕たちの強みだけでなく、境遇も意味するとのことです。
他の人との競争で優位に立って、他の人が真似できないものがアンフェアアドバンテージになるとのこと。

この本のサブタイトルに “How You Already Have What It Takes to Succeed” とあります。

このサブタイトルは、アンフェアアドバンテージは裕福であったり有名な家庭に生まれた人だけがもっているものではなく、僕ら全員が僕らなりの形や方法でアンフェアアドバンテージをもっていると言っています。

では僕らがもっているアンフェアアドバンテージの見つけ方をみていきましょう。

MILES フレームワークを使う

このフレームワークは自分自身のアンフェアアドバンテージを見つけるフレームワークです。

これは著者の一人Ashさんが最初に考えたアイデアだそうです。

それでは詳しくみていきます。

「M」はMoneyの略語でお金

例として挙げられているのが、Snapchat CEOのEvan Spiegelです。

彼は裕福な家庭に生まれ、いい学校に小さな頃から通い、親がかなり強力な弁護士ということもあり、有名なテック系CEOや起業家とのコネクションづくりも容易だったようです。

もちろん成功するためには相当な努力が必要ですが、これらは彼にとってアンフェアアドバンテージといえます。

「I」はIntelligence/Insightの略語で知能/見識

ここで上げられている例は、StripeのCo-FounderのCollison兄弟です。

お兄さんの方が、16歳のときにプログラミング言語を発明しちゃったみたいです。そして1年早く高校を卒業してMITに入学したそうです。

弟の方は兄よりすごくて、アイルランドの1番賢い高校で歴代ナンバーワンの成績を叩き出し、ハーバード大学が彼が試験を受ける前に入学を許可していたという話です。

二人とも天才です。

もちろんめちゃくちゃ勉強もしたんだろうし、Stripeを成功させるための努力も惜しんでいないと思いますが、この知能レベルの高さはアンフェアアドバンテージであると言われています。

「L」はLocation&Luckの略で場所と運

ここで取り上げられている例はマクドナルド創業者の Ray Krocです。

彼は成功するために2つの大きな要素があると言っています。

「1つ目は適切な時期に適切な場所にいること。そして行動すること。」

ビジネスの世界だとどれだけ機会に出会えるか、繋がりをつくれるかというのは重要なことだと思いますから、そのためにどの場所に自分の身を置いているのかというのでは、機会や繋がりの数は変わってくるでしょう。

そのあたりを考えると場所に関してもアンフェアアドバンテージになりそうです。

場所の次は運についてです。

これはアンフェアアドバンテージの部類ではなくフェアアドバンテージと言えると思っています。
この本の中で運気は上げることができると言っています。

  • もっと行動する
  • もっと色んな事をする
  • もっと人と会う
  • イベントに参加する
  • 自分のことについてブログを始める
  • 自分のプロダクトをつくる
  • フィードバックをもらえるようにする
  • 世界にもっと露出していく

これらの行動を起こすことで、しないよりも運気が上がるとのこと。

つまりこれらの行動は自分を知ってもらうという行為ですよね。
知ってもらうことが運気を上げる重要なキーであるというわけです。

確かに僕がロンドンで全くお仕事がない時にやっていたことは、できる限り人が集まるイベントに参加して多くの人に会うことでした。

こうやって何も実力も人脈もない僕が少しずつ仕事を得るようになっていきました。

これらの行動は運を上げていたんですね。面白い。

「E」はEducation/Expertiseの略で教育と専門性

東大、ハーバード、ケンブリッジみたいなめっちゃいい大学を卒業しているとかっておそらくアンフェアアドバンテージですよね。

もちろんその人が何のために何をしているかにもよると思いますが。

僕が卒業した London College of Fashion なんかはファッション関係の人だと知らない人はいないかと思います。なぜなら今ユニクロと定期的にコラボをしているファッションデザイナーJW Andersonといった有名デザイナーを輩出している大学だからです。

UNIQLO and JW ANDERSON 2021年春夏コレクション|UNIQLO UNIQLO and JW ANDERSON 2021年 春夏コレクション。英国のファッションデザイナー、ジョナサン・アン www.uniqlo.com

けど、現在IT業界にいる僕にとってはこの大学を卒業したことはアンフェアアドバンテージではありません。

教育がもたらすアンフェアアドバンテージは知識、ネットワーク、評判など色々あると思いますが、最近の社会ではどの大学を出たという点よりも何ができるかという点の方が重要視される印象です。

そういった点で専門性というのは強みがあるかと思います。

インターネットでオンライン学習がいつでもどこでもできる世の中なので、それらを活用して専門性をもつことはアンフェアアドバンテージに繋がるかもですね。

「S」はStatusの略でステータス

世の中にはイーロン・マスクのように社会的に地位を確立している人も沢山います。

これはまさにアンフェアアドバンテージですよね。

もちろん元々あった地位ではないでしょうけど、その地位にまでなってしまえばそれはアンフェアアドバンテージとして有効に使えると思います。

じゃ僕のような庶民はどうステータスについて考えればよいのでしょうか?

この本では、自信や自尊心といった内面のステータスの重要性ついて書かれています。

自信や自尊心をもつことは何か行動を起こす際、やりきる際にとても大切なので内面のステータスの重要性はとても理解できます。

ただ、これは簡単ではありませんが誰もが訓練すれば身につくことだと思うのでアンフェアアドバンテージまでとは言えないと思っています。

はい!

ここまでMILESフレームワークをざっとみていきましたが、このフレームワークが、自分のアンフェアアドバンテージを見つける手助けになります。

ただ、説明がビジネス色が強かったのでこれから起業する人だったり、会社でバリバリ仕事をしている人のためだけにあるものと感じた人も多いと思います。

実はこのフレームワークはどんな人のためにも使えると思っています。

成功には色んな形がある

自分が何が得意か、何に興味があるか。

逆に何が苦手か、何を変えたいと思っているか。

この作業はざっくりいうと自分の良い部分と悪い部分を丁寧に洗い出す作業だと思うんです。
だから、アンフェアアドバンテージを見つける作業は僕たちの人生をよりいっそう充実させることだと思っています。

僕の周りで何人か今の自分には何も際立ってできることがないと言っている人がいます。

『The Unfair Advantage』を読む前から僕は彼らに「そんなことはない」と言い続けてきました。
なぜなら僕は、自分ができることは自分のこれまでの人生にあると考えているからです。

20年、30年と人生を送ってきて他の人と全く同じ人生ということはありえないと思っています。
名声や偉大な結果がなくても、これまでの人生で自分なりの考え、感情をもち行動し生きてきたと思います。

その自分なりの考え、感情は完全オリジナルの自分にできることだと思うんです。

この本で言う、他の人にはそう簡単に真似できないアンフェアアドバンテージがそれです。

そうなんです。

僕たちはアンフェアアドバンテージを持っているんです!!

最後に

ここまで4000文字の長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。

僕は『The Unfair Advantage』を読んでこの記事にまとめる際に、成功のための要素を整理することができました。

これまで自分でゴールを掲げ、失敗したり、達成したりしてきましたが、ちゃんとフェアアドバンテージの部分と、アンフェアアドバンテージの部分を仕分けしていませんでした。

これを整理、仕分けすることで達成時の行動が体系的になり、人に説明でき汎用性が上がりました。それに伴って再現性も上がりました。

これだけでなく、アンフェアアドバンテージを探すために自分の現在と過去を振り返る機会も増えました。

これは他人との差別化というよりは、自分がやって楽しいこと、自分が興味あること、自分なりの考え、感情を探すことによって、相対的ではなく主観的な自分軸で人生を充実させられる感覚があるからです。

人それぞれ成功の形は違うと思います。

その成功に向かうのにアンフェアアドバンテージはめちゃくちゃ役に立つと思います。

皆さんにとって少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。

今日はこのへんで。

Enlytについて

株式会社Enlytはテクノロジーの進化と時代の変革に応じて新しいアイデアとサービスを創出することで、世の中に新たなビジネスチャンスを提供するテクノロジー集団です。Enlytは少数精鋭のメンバーのため、積極的なメンバーが活躍できる機会が多分にあり、日々自己の成長を実感することができる環境があります。年齢・性別に関係なく、和気あいあいと業務をしている会社の雰囲気は、THEベンチャー企業という雰囲気が味わえます。

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