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【わかりやすい】ベトナムのオフショア開発の特徴 | 日本で圧倒的にベトナムが人気の理由とは?現地在住者が解説!

DX推進が叫ばれる昨今、IT人材の必要性が益々高まっています。一方で、需要の高まりとともに日本国内ではIT人材の不足とコストの高騰が深刻化しています。
このような状況の中、Web・アプリやシステム開発の委託をご検討中で、
「海外へのWeb・アプリ開発の委託を検討しているが、結局どの国が良いのか分からない」
「ベトナムが良いと聞くが、どんな特徴があるの?」
といったお悩みを抱えている企業の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな疑問や不安にお応えしていきます。

この記事を読めばこれがわかる!

☑️  そもそも「オフショア開発」とは?
☑️  日本企業のオフショア開発先で人気の国は?
☑️  ベトナムでのオフショア開発の特徴は?

この記事を書いている私は、、
ベトナム・ダナン在住歴5年、現地開発拠点と日本企業の橋渡し役として、オフショア開発の現場を見てきました。現場での経験から得た視点から、オフショア開発について解説していきます!

オフショア開発とは

オフショア開発の意味

オフショア開発(offshore development)とは、Webサイト・アプリ・情報システム等のIT開発業務を、海外の会社に委託・発注することです。

「offshore」は「岸を離れて」という語源から、転じて「(事業などを)海外/外国に移す」という意味があります。
人員の確保や開発コストの削減を目的としており、当初は英米からインドへの委託など英語圏の国の間で行われていました。現在では日本でも広く知られた開発手法となっています。

今オフショア開発が注目される理由

日本においては、以下のような理由によりオフショア開発への需要が益々高まっていると言えるでしょう。
・国内の深刻なIT人材不足
・テレワーク時代、場所を問わない働き方にもマッチしたこと

深刻なIT人材不足

オフショア開発のためのマッチングサイト、オフショア開発.com(運営・株式会社Resorz)が公開した「オフショア開発白書(2021年版)(以下、同白書)」によれば、2020年は2019年と比べ、1001名以上の大企業からの相談の割合が8%→14%と大きく増加したそうです。
このことから、これまでは比較的IT人材が足りていた大企業でも人材が不足してきていることが伺えます。

場所を問わない働き方にもマッチ

オフショア開発では海外との物理的な距離があるので、対面に比べ密にコミュニケーションがとりづらい点に抵抗感のある企業も多かったと思います。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、リモート環境で業務を行う企業が一気に増えました。
その結果リモートでのコミュニケーションに抵抗がなくなり、波及効果としてオフショア開発も選択肢に入りやすくなったと言えるでしょう。

圧倒的一位はベトナム!オフショア開発先に人気の国とは

オフショア開発先人気ランキング

同白書によれば、ここ数年ベトナムがオフショア開発先として圧倒的な一番人気となっており、2020年も実に50%以上の企業がベトナムを希望しています。

ランキングは次に、フィリピン・インド・バングラデシュ・ミャンマーと続きます。

<オフショア開発委託先国別ランキング>

出典:「オフショア開発白書(2021年版)」(オフショア開発. com)

なぜベトナム?

一位のベトナムが選ばれる理由は、同白書によると「親日であること、勤勉な国民性、地理的近さ、単価の安さ」や、IT・日本語人材が豊富であることなどが挙げられています。
実際にベトナム現地の開発現場にいる私が特に挙げたいポイントは、以下の3つです。
1. 優秀なIT人材/日本語人材が豊富
2. 情勢が安定している
3. チームワークを大切にする文化

優秀なIT人材/日本語人材が豊富

「TopDev」の2021年のレポート(英語)によれば、ベトナムのIT人材人口は今年2021年には90万人以上に達しています。ベトナムは「IT国家戦略」を掲げ国を挙げてIT人材の輩出に取り組んでおり、今後さらに増加していくと考えられます。弊社でも大学でコンピュータ・サイエンスを学んだ多くのインターンシップ生を受け入れており、教育水準の高さと若いIT人材の豊富さを肌で感じます。

また、日本語ができる人材も非常に多いです。国際交流基金の「2018年度 海外日本語教育機関調査」によると、ベトナムの日本語学習者数は17万4521人、世界6位となっています。実際、弊社ベトナム拠点があるダナンの街中にも多くの日本語学校を見かけますし、日本語で話しかけられたり、日本語勉強中のベトナム人に出会ったりすることも多々あります。

情勢が安定している

東南アジアの中でもトップクラスに経済成長著しいベトナム。ベトナムの情勢は他のオフショア開発人気国に比べ、安定していると言えます。
自分自身ベトナムではこの5年危険な目にあったこともなく、在住外国人から居心地が良い・住みやすいという声をよく聞くことが、その安定性をよく表していると思います。
かつての日本のオフショア開発先の中心は中国でしたが、昨今のカントリーリスクにより他の国へのシフトが始まっているようです。
また、ミャンマーは現在、政情が非常に不安定な状態になっています。
そういった影響を受けにくいのがベトナムの特徴と言えるでしょう。

チームワークを大切にする文化

開発現場ではプロジェクトチームを組みますが、チームメンバーで仲良くなり、一緒に頑張ろうという雰囲気があります。
業務外でもチームビルディングとしてメンバー全員でご飯を食べに行ったり、メンバーの誕生日をお祝いしたりという姿をよく見かけます。
このような働く仲間との関係性を重視する文化は、日本の文化に通ずるところがあると思っています。お互いに親しみを持って、ワンチームで仕事をすることができるでしょう。

Enlytのオフショア開発について

ベトナムとのワンチームで共に伴走します

ベトナム・ダナンの弊社開発拠点には、現在、エンジニア・テスター・日本語話者等総勢約100名のメンバーが在籍しています。
私たちのオフショア開発では、お客様と共に併走するワンチームとしてサービスの成長に貢献します。アジャイル開発でスピード感と柔軟性をもち、上流工程から本開発までトータルサポートいたします。

「はじめてのオフショア開発で不安」「まずは金額感を知りたい」という方も、ぜひお問い合わせボタンからお気軽にご相談ください!

Enlytについて

株式会社Enlytはベトナムに開発拠点SupremeTechを持ち、これまで50以上の開発プロジェクトを行ってきました。ベトナムと日本のグローバルなチームで、数多くのプロジェクトを成功に導いてきました。

Enlytのオフショア開発は、アジャイル・スクラム開発を採用しています。コミュニケーションの透明化を意識してそれぞれの役割で責任の範囲を明確化しています。クライアントも含めたワンチームとして、フラットな関係で開発を進めることができます。

お客様の納得のいくまで、共に開発させていただき、アイデアを最高のかたちにサービス化いたします。

オフショア開発についてのお悩みやご相談がございましたら、下記ボタンより気軽にお問合せください!

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