業務をより効率化させるShopifyアプリ開発〜クライアントの成長を加速させるパートナー〜
Eコマースのプロフェッショナルとして、数々のECサイトの制作や運用を手掛けてきたコマースメディア株式会社の井澤 孝宏代表と関 登志夫氏に開発を依頼された背景、開発着手後の感想、今後の展望を伺いました。
開発を依頼された背景
――今回開発したテイクアウト&デリバリーのShopifyアプリを開発しようとされた背景を伺えますでしょうか?
井澤氏:弊社は今まで多くの飲食店様のECサイトの制作や運営を手掛けてきました。
その中でこのShopifyアプリのニーズがあったというのが一つ目の理由になります。
二つ目の理由としては、自社ECを持つメリットの一つとして顧客データをとり、後々のCRMに繋げられる点があります。
これはテイクアウト業界も同じで、自社以外のテイクアウトやデリバリーサービスだと顧客データを取ることは難しく、今後に繋げられないという課題があります。
そこでテイクアウトやデリバリーでも自社の顧客を育てていくことをECサイトと同じくご支援したいと考えたのがこのアプリを開発しようと思った背景になります。
――そういった背景の中、なぜ弊社に開発をご依頼いただいたのでしょうか?
井澤氏:弊社として開発力をアップしていきたいという状況の中で、御社と出会うきっかけがあり、開発の進め方など面白い部分があり一緒に開発をしていきたいと思ったのがきっかけです。
また御社の開発拠点はベトナムで、商慣習の違いなどもあるなかで、日本にある御社が間に入って進めていただけるという構造になっていたので、安心して開発をお願いできる点が大きかったです。
――発注を決済するにあたっての決め手などはありますでしょうか?
井澤氏:我々が作りたいものの目線が合うかどうかという点は決済するにあたって重要視しているところでした。
御社は見積もりの際などコミュニケーションを密にやりとりでき、作りたいものの擦り合わせが出来たのは開発をお願いする理由として大きかったです。
開発着手後の感想
――実際にプロジェクトがスタートしてからの感想を伺えますか?
関氏:最初プロジェクトがスタートするにあたり気になっていた箇所はコミュニケーションの部分です。
ただ、御社から日本人ディレクターが入っていただき、ベトナム拠点の窓口の方も日本語が堪能でコミュニケーションが取りやすかったのは非常に良かったと思います。
またプロジェクトを進めていく中で、私の方から開発の要件を伝えると、この方が良いのではないかと逆に提案もしていただけて、非常に良かったです。
――不満だった点などはありますでしょうか?
関氏:ミーティングなどで会話することに関しては問題ないのですが、Slackなどの文字ベースでベトナム拠点の方とやりとりするとなると、微妙なニュアンスの違いで上手く伝わらないことがあったので、丁寧に伝える工夫をしないといけなかったのは少し大変だったかなと思います。
ただ、そういった時に日本人ディレクターの方に入っていただき、解決していただいたりしたので、とても助かりました。
今後の展望
――今回開発したテイクアウト&デリバリーアプリの今後の展望を伺えますか?
井澤氏:現在お客さんに試験的にこのアプリを導入して使っていただいていまして、良い評価をいただいています。
実際オペレーションで想定できていなかった事があるので、今のものからさらにアップデートしていく予定です。
最終的なゴールとして、もちろん導入数を増やしていくという目標はあるのですが、そのためにもこのアプリを実際に使う店舗さんのみではなく、お客さんにとっても使いやすいサービスにしていきたいと考えています。
――コマースメディア社としての今後の目標をお伺いできますでしょうか?
井澤氏:弊社はお客さんの支援を総合的に行っている側面と自分たちでも小売をやっている側面があるので、この両方の質をより高くやっていける会社になっていきたいと考えています。
支援に関しては、クライアントのみではなく、クライアントのお客さんが本当に求めているものをクライアントと一緒に二人三脚で突き詰めて提供していきたいです。
自社の小売に関しても時間や金額的な投資をしていき、この二つの側面をより高いレベルで提供できる会社に成長していきたいです。
クライアント企業概要
■企業名:コマースメディア株式会社
■設立:2016年5月
■事業内容:
・Webコンサルティング
・ECサイト運営
・ECサイト受託
・クラウドファンディング支援
■Webサイト:
https://commerce-media.info/