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健康を誰でもカンタンに〜アプリで広げる健康な世界〜

Goodな発想で、世界をHappyに。

医療・介護・福祉の人材サービス事業、健康管理アプリを使ったヘルスケア事業を展開し、人々の健康的な暮らしを支えている株式会社グッピーズの木村氏、中村氏、奥井氏に、開発を依頼された背景、依頼後の感想、今後の目標をお伺いしました。

グッピーヘルスケア サービス概要

――まずはグッピーヘルスケアのサービス内容をお伺い出来ますでしょうか?

木村氏: グッピーヘルスケアは19種類の機能がある健康管理アプリです。歩数の記録や体重の記録、メンタルチェックなどが含まれています。一般ユーザーから法人や自治体、健康保険組合まで、多様な利用者がいます。

法人や自治体、健康保険組合向けのサービスには健康管理機能に加えて、健康活動へのインセンティブがあります。これにより健康づくりの促進と健康意識の向上が期待できます。

法人はすでに健康経営に取り組んでいるか、これから取り組みたいと考えている方に利用していただいています。自治体は医療費の削減と健康寿命の延長を目的として、紙からアプリに切り替えて健康づくり事業を進めている方に利用していただいています。

開発を依頼された背景

――初期開発の際は、クラスメソッド株式会社様と弊社のベトナム開発拠点のSupremeTechで進行したと伺っております。開発を依頼された背景や当時の状況はどのようなものだったのでしょうか?

木村氏:ターゲットを見直したタイミングでした。アプリをスタートした当初のコンセプトは一般ユーザー向けのダイエットアプリでしたが、後にターゲットを法人や自治体向けに変更してアプリの機能を追加することで保守に費やす時間が増えていました。リプレイスすることでトラブルの解決を図りたかったのですが、内部リソース不足のため外部ベンダー様の協力を仰ぐことになりました。これが今回の背景です。

――ベンダーを選ぶ上で重視されていたポイントを教えていただけますでしょうか?

木村氏:三つの軸である費用、品質、スピードからベンダー様を選定しましたが、特にスピードを重視していました。

他のベンダー様はリプレイスの期間が1年程度でしたが、御社は8か月程度だったため御社へお願いしました。

また、御社を選定した理由としてはオフショア開発によって費用を節約できたこと、他のベンダー様の多くがリプレイス終了まではウォーターフォール、そしてリプレイス後はアジャイル開発を提案した一方で御社だけがリプレイス前からアジャイル開発の提案をしたことも選定の理由です。弊社はスピードを重視するため、要件定義や仕様の詳細な決定が必要なウォーターフォール開発ではなく、アジャイル開発を採用している御社を選びました。

開発着手後の感想

――開発が始まってリプレイスが終わるまで実際どうでしたでしょうか?

木村氏:正式な仕様書がなかったため、非常に難しいプロジェクトだった印象です。そのような状況で、当初予定していたリリース日に近づけてリリースすることができたのはすごいと思いました。

――リプレイスが終わって現在は弊社のベトナム開発拠点のSupremeTechが保守運用をさせていただいている中での感想などはありますでしょうか?

中村氏: うまくいっていると感じています。
弊社と御社のチームがあり、技術的な接点や仕様は私が担当しています。同じプロジェクトではありますが、スタンスとしてはどうしても別のチームかなということがあります。そのため「こちらは内部で処理します。ここは御社に任せます」というように開発を進め、APIを通じて連携しています。英語でのコミュニケーションもできるので、APIの連携などは現場レベルでスムーズにできています。

奥井氏:仕様に関するやり取りは私が行っていますが、回を重ねるごとによりスムーズになっていると思います。チーム内でノウハウがたまってきているため、話が比較的スムーズに進むことも増えてきました。また、弊社のプロジェクトに長く関わっているBAやエンジニアがいらっしゃるので、サービスへの理解度が深まっている点も良いところだと思います。

窓, 座る, 人, 屋内 が含まれている画像

自動的に生成された説明
(写真右から)弊社・株式会社Enlyt 代表取締役社長 久保 利彦、クライアント企業・株式会社グッピーズ ヘルスケア事業部 奥井 章仁 氏

エンドユーザーの声

――私たちは直接エンドユーザーの方に関わることがないのでわからないのですが、リプレイス後のエンドユーザーからの反応というのはどのようなものなのでしょうか?

奥井氏:全体的に良い評価をいただいています。一般ユーザーに関しては、動作が重いとか立ち上がりが遅いなどの意見はほぼなくなったと思います。

自治体に関しては、アプリの使いやすさが評価されています。自治体が行う健康づくり事業で重要な指標の一つが参加人数であり、アプリの使いやすさや安定したパフォーマンスによって、その指標に貢献できているとのお言葉をいただいています。

法人からの評価では、アプリの使いやすさという点はもちろん、アプリを通じて従業員同士のコミュニケーションが生まれているという声をいただいています。これはアプリの機能のひとつである「ウォークラリー」という、従業員同士で歩数を競い合える機能が要因です。コロナ禍でオフラインのイベント開催が困難な中、時間・場所を問わないオンラインイベントがアプリを使って開催されています。その結果、社内のあちこちで「昨日どれぐらい歩いたの?」等、健康関連の話題が増え、多くの人と話す機会が増えたという声もあります。また、アプリを活用したことで健康経営優良法人に認定されたという喜びの声もいただいています。

グッピーズ社の今後の展望

――グッピーズさんとして、今後の目標をお伺いできますでしょうか?

木村氏:健康管理アプリと言えば「グッピーヘルスケア」と言われるようになることが目標です。そのためには使いやすさの向上、新たな機能の追加、イベントの企画など、様々なことに取り組む必要があります。たとえば御社のようなベンダーと協力したり、自治体と共同でイベントを企画したり、他社サービスと連携したり、ユーザーからの意見を取り入れることが必要です。こういったアプローチでサービスを広げていきたいと考えています。

――その目標を達成するために、どのようにサービスを改善していくか、お聞きできますか?

木村氏:常に利用したくなるように工夫を凝らしていきたいと思います。

当社のアプリは健康に対する関心が低い人たち向けのものです。健康については誰でも大切だとわかっているものの、実際に継続的に取り組むことは難しいものです。

私自身もそう感じることがあります。そのため、長期間利用してもらうための魅力的な仕掛けを提供することが大切だと思っています。

例えば、先ほど紹介したウォークラリーがその一例です。会社のイベントとして従業員たちに参加してもらい、楽しめる要素、例えば競争や表彰などを取り入れて、利用者が楽しみながら利用できるサービスを提供していきたいです。

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