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オンラインでも、もっと楽しいお買いものを~Shopifyで実現する新たな購買体験

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を中心とした各種支援サービスの運営や研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業を展開し、”アタラシイ”を創り続ける株式会社マクアケの山下氏に、「Makuake」から生まれたユニークな商品が揃うECプラットフォーム「Makuake STORE」の開発を依頼された背景、依頼後の感想、今後の目標を伺いました。

開発を依頼された背景

(写真右から)弊社・株式会社Enlyt 代表取締役社長 久保 利彦、クライアント企業・株式会社マクアケ 山下 由佳理 氏

――弊社に開発を依頼された背景や当時の状況はどのようなものだったのでしょうか?

山下氏:Makuakeはプロジェクト掲載期間が2ヶ月〜3ヶ月のため、ユーザーの中には、プロジェクト期間中に買いそびれてしまう方がいて、一般販売されたらMakuakeでも継続販売してほしいという声を多くいただいていました。こうした声を受けて、プロジェクト終了後も商品を継続購入できるようにしたのがMakuake STOREの出発点になります。

――そういった状況から、さらに独立したECサイトの開設に至った経緯は何だったのでしょうか?

山下氏:もともとユーザーのご要望を受けて、Makuakeのプロジェクトページにストア機能を追加したところから始まったため、一般的なECとは機能面で劣るなどのジレンマを内包していました。しかしあくまでストア機能はMakuakeの付属的な位置づけのため、改修の優先順位としてもなかなかあげていきづらく、また、ユーザーや実行者からいただくご要望に応えようとすると、根本的な設計に立ち戻る大掛かりな改修となることが見えていました。

そんな中で、おかげさまで取扱商品点数はどんどん増えていき、ストアの売上の規模感も大きくなってきていることから、システムとしてMakuakeから切り離す必要性がいよいよ具体的になってきました。

また、マクアケ社としてEC事業を強化するということは、弊社のビジョンである「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」の「広がるべきものが広がり」を具現化する悲願の取り組みです。これを機に、Makuake STOREをEC機能からEC事業としてどうあるべきかを構想するチャンスと捉え、新規事業として踏み出す決断に至りました。


――なぜECサイト構築にShopifyを選ばれたのでしょうか?

山下氏:すでにストア機能は存在していたので、リニューアルにあたって「スピード」は特に重視していました。加えて、リニューアル後もユーザーニーズを捉えて柔軟に対応することになるであろう機能拡張性も重視し、フルスクラッチではなくShopifyを活用したヘッドレスコマース形式というプランを採用しました。


――なぜEnlytを開発パートナーとして、選ばれたのでしょうか?

山下氏:Shopifyエキスパートであるフラクタ社にプロジェクトマネージャーとして参画いただくにあたり、フラクタ社が信頼されている開発パートナーを選定するのがよいだろうと考え、河野社長から提案いただいたのが貴社でした。
また、貴社はオフショア開発でコストをリーズナブルに抑えながらも日本に法人を持ち、日本人スタッフによる日本語対応もできるという点も大きかったです。

開発着手後の感想

――実際にプロジェクトがスタートしてみて、どうでしたか?

山下氏:ユーザー側サイトはShopifyを活用し、管理者側サイトはスクラッチ開発なのですが、管理者サイトは現状の運用フローを大幅に変えないようシステムとしても踏襲する形で開発する想定でしたが、具体的に要件定義フェーズで検討していくと、Shopifyとの連携部分で考慮しなければいけない点が多く、難しい意思決定の場面が何度もありました。

――そんな中で、要件を決めて頂いたり、様々なスコープ調整をしたり、リリースに向けて調整をしたかと思うのですが、開発側から上がってくるアウトプットへの印象は、どうでしたか?

山下氏: アウトプット面で不安を感じたことはありませんでした。
特に、開発の進捗状況をグラフを用いて可視化されて毎日報告してもらえたのは分かり易かったです。おかげで早めにスコープ調整や相談をすることができ、早め早めの意思決定に寄与していただいた部分だなと感じています。また、言語の壁があるからこそテキストや図解を基本としてやりとりすることが、かえってアウトプットの精度をあげることに繋がったように思います。

Makuake STOREの今後の展望

――Makuakes SOTREの今後の展望について、お伺いできますでしょうか?

山下氏:Makuake STOREでのお買いもの体験の何にユーザーが価値を感じるのかユーザーインタビューすると、他にないユニークな商品に出会える「ワクワク感」にあることがわかります。この体験と親和性がある「ギフト」に可能性を感じています。
「人と違ったものを贈りたい」というニーズに加え、共感できるモノを「自分の価値観の表現」として贈りたい&共有したいというシーンで、ユニークな商品のみを取り揃えた、選んで楽しいサイトとしてMakuake STOREを活用してもらいたいと思っています。
サービスのキャッチフレーズである「オンラインでも、もっと楽しいお買いもの。」をまだまだ追求していきたいです!



――最後に一言お願いできますでしょうか。

山下氏:マクアケは、これまでになかったものを「プロデュース」し「デビュー」させ、一般に流通させる「グロース」を一気通貫で展開する“Makuake生態系”を構築することで、「0次流通」という名の新たなマーケットをつくりだしてきました。今後、さらにグロースの中心事業として、Makuake STOREが実行者様の一般流通促進の成長ドライバーになっていけるよう精進してまいります。



<編集後記>
▼インタビュワーが聞いた山下氏がMakuake STOREで最近購入した商品
青ねぎ専門農家が推奨する青ねぎの究極の食べ方

株式会社マクアケ

■企業名:株式会社マクアケ
■設立:2013年5月1日
■事業内容:
・アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を中心とした各種支援サービスの運営
・研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業
■Webサイト:
・コーポレートサイト:https://www.makuake.co.jp/
・Makuake STORE:https://store.makuake.com/
・Makuake:https://www.makuake.com/

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