TOP

トップ

Service

事業紹介

動画配信パッケージ

LINEミニアプリ開発

Shopify開発

デザイン・開発まるっとパック

プロダクト/システム運用保守サービス

Lab型開発サービス

Works

実績

インタビュー

開発実績

Our Products

自社プロダクト

About

会社概要

Blog

ブログ

Recruit

採用情報

採用情報

採用メッセージ

News

ニュース

FAQ

よくあるご質問

Contact

お問い合わせ

thumb image

1日目 ~理解~ | アジャイル開発会社が行うデザインスプリント

前回「アジャイル開発会社が行うデザインスプリント」という記事でデザインスプリントの具体的な進め方や注意点をまとめましたが、今回は1日目 ~理解~フェーズにフォーカスを当てて解説していきます。
・デザインスプリントの概要は理解できたが、1日目の目的(なにを決めるべきなのか)がわからない
・デザインスプリントを行う上でどんなツール・人物が必要なのか
・1日目(“理解”のフェーズ)では実際にどんなことを行うのか
上記のような疑問や不安にお応えしていきます。

デザインスプリントの準備

デザインスプリントに必要な人物は?

デザインスプリントに必要な人数は1チーム4~7人程度で行います。下記の役職の人は最低1人ずつ参加しましょう。

・意思決定を行う人(CEOなど)
デザインスプリントで決定した施策に対して上司などの承認が必要で、スピードが落ちてしまった…なんてことを発生させないためにCEOなどの役職が高い人に参加してもらいましょう。

・デザイナー
この人物は、2,4日目に行われるストーリーボードの作成やプロトタイプの作成などに主に必要な人物です。もちろん1日目から参加し、デザイナー的な目線でデザインスプリントに貢献します。

・プロジェクトマネージャー
この人物は、プロジェクトを俯瞰的に見ることができるので、デザインスプリントのタイムキーパーやマネジメント的な目線からデザインスプリントに貢献します。

インターン生などのプロジェクトを深く知らない人に参加してもらうことで、よりユーザーに近い新鮮な視点で意見を得ることができます。
他にもエンジニアやアナリストが参加すると、より良いデザインスプリントになると思います。
弊社ではデザイナー、プロダクトオーナー、プロジェクトマネージャー、インターン生数名で行いました。

デザインスプリントに必要なツールは?

第一前提としてデザインスプリントは5日間行うため、5日間使用できる部屋が必要です。
使用する部屋に関しては、会議室などのストレスなく議論やワークショップが出来る広めの部屋が適切です。

デザインスプリントに必要なツールは下記のものになります。
・付箋
・大きめのホワイトボード
・マーカー
・A4などの紙
・丸形の小さめのステッカー

Miroなどのオンラインホワイトボードサービスを使うことで、全員がオフィスに集まる必要がなくオンラインでデザインスプリントを行うことができるため、リモートワークでもおすすめです。5日間使用できる部屋が確保できないなどの場合も便利です。

上記のツール以外にもプロセスの事項で詳しく説明しますが、ユーザーインタビューなどを行う際には
・インタビュールーム
・カメラ
・オンライン通話ツール(Skype,Todaylyなど)
(弊社ではTodaylyというサービスを用いてデザインスプリントを行いました。)
なども必要になります。

“理解”フェーズでの目的

1日目の”理解”フェーズの最終目的は、ユーザやビジネス的なニーズを元にフォーカスすべき課題を決定・共有することにあります。
具体例としては、
・LPのコンバージョン率を上げたい → LPの導線の改善
・顧客が利用する製品の理解度を上げたい → 製品を初めて利用する際のUX改善
などがあります。
ここで重要なのが、5日間考えていく課題のため参加者全員が定義した課題に対して納得した状態で1日目を終える必要があるということです。
デザインスプリントでは参加者全員の積極的な意見を必要とするプロセスがほとんどです。そのため、十分に納得出来ていないと積極的な意見が出にくくなってしまい、2日目以降のデザインスプリントが円滑に進まないなどの問題が出てきてしまいます。
課題の納得はデザインスプリントにおいてとても大切なことなので、意識しながら行うとより効果的にデザインスプリントを行うことができます。

“理解”フェーズでのプロセス

ここでは”理解”フェーズでの実際のプロセスを紹介していきます。”理解”フェーズの目的は「ユーザやビジネス的なニーズを元にフォーカスすべき課題を決定・共有する」なので、課題を決定するために下記の4つのプロセスを行います。

競合調査

競合調査では、改善したいサービスに類似しているサービスについて調査します。このプロセスのポイントとして、ただ類似したサービスを列挙するだけでなくサービスごとの強み・弱みまで調査することで、よりスムーズに改善したいサービスの問題点を見つけることができます。
競合調査の一つとして3C分析があります。3C分析とは顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)のそれぞれの分野について調査を行い、成功要因(成功の原因)を発見することです。

顧客(Customer)

この分析ではマクロ分析とミクロ分析を行い、分析結果からサービスを利用する顧客のニーズやこれからの状況・情勢を理解することで、会社の戦略などに役立てることが出来ます。
マクロ分析ではPEST分析、ミクロ分析では5F分析がよく用いられます。

競合(Competitor)

この分析では、自社サービスの競合状況や競合サービスの強み・弱みについて分析します。
分析の目線としては”結果”と”理由”にフォーカスします。”結果”では、競合サービスの売上や利益率などを調査します。”理由”では調査した結果をもとに、その売り上げを達成した理由を調査・分析します。

自社(Company)

この分析では、自社サービスの強み・弱みを再認識し、上記で行った分析結果をもとに競合サービスとの差別化のアイデアを探していきます。

ユーザーインタビュー

ユーザーインタビューでは、質問内容やインタビューの目的をあらかじめ決めておき、実際に顧客にサービスを使ってもらい使用方法や目の動きなどの情報、サービスに対するフィードバックなどを得ることができます。
このプロセスのポイントとして、あらかじめ用意する質問は「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、「○○について教えてください」などのオープンエンド型の質問をすることで、ユーザーの深層心理を引き出しやすくなります。

データ分析

データ分析では、今まで行ったプロセスから得られたデータをもとにSWOT分析や定量分析などを行います。
このプロセスのポイントとして、強み・弱みを決定する際はできるだけデータを参考にするということです。今まで行ったプロセスで得たデータを用いることで客観的な分析が可能になります。

弊社では、オンラインホワイトボードサービスのMiroを用いてクロスSWOT分析を行い、実際に問い合わせのあったクライアントを分析しペルソナとして定義しました。

Miroを用いたクロスSWOT分析

定義したペルソナ

課題の決定

最後のプロセスでは、デザインスプリントを通して解決する課題を、今まで行ったプロセスをもとに決定します。
このプロセスで重要なのは、参加者全員が定義した課題に対して納得することです。

納得出来るかつスムーズに課題の決定を行うポイントとして、
・定義する課題は一つだけ(デザインスプリントは短期間のため)
・課題の決定に時間をかけすぎない(15~30分が目安)
・課題に対しての明確な質問などを参加者に行う(課題の理解を深める)
・4日目で作成するプロトタイプで課題解決に必要な情報は得られるのか(5日間で実現可能なのか)
などがあります。

まとめ

今回はデザインスプリントの1日目 ~理解~フェーズを紹介しました。デザインスプリントでは様々な人や時間を使いますが問題解決の手法としてとても有効なので、検討している方はぜひ参考にしてみてください!

Enlytについて

株式会社Enlytはベトナムに開発拠点SupremeTechを持ち、これまで50以上の開発プロジェクトを行ってきました。ベトナムと日本のグローバルなチームで、数多くのプロジェクトを成功に導いてきました。

お客様の納得のいくまで、共に開発させていただき、アイデアを最高のかたちにサービス化いたします。

オフショア開発についてのお悩みやご相談がございましたら、下記ボタンより気軽にお問合せください!

バナー画像 バナー画像

他の記事

View More

arrow-forward

LINE

LINE公式アカウントは無料で利用できる?有料プランとの違いや活用方法を解説!

#アイデア #コミュニケーション #サービス

カルチャー

未来を変えるために今を生きる。ベストを目指すマインドとは?

#CEOブログ #モチベーション

LINE

LINEの通知音の変え方とは?音がならない!?原因と対処法を解説!

#LINE