今さら聞けない!LINEミニアプリについて事例を交えて解説します
LINEミニアプリについてこんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
- LINEミニアプリについて知りたい
- LINEミニアプリで開発できる機能がわからない
- LINEミニアプリの導入事例を知りたい
上記のような疑問や不安にお応えしていきます。
今回の記事を読めばこれがわかる!
☑️LINEミニアプリとは何か
☑️LINEミニアプリで開発出来る機能
☑️LINEミニアプリを実際に導入している企業事例
この記事を書いている私は、
IT業界未経験でEnlytに入社し現在Webディレクターとデザイナーを兼任しています。
目次
LINEミニアプリで開発できる機能
LINEミニアプリとは?
LINEミニアプリとは「LINEアプリ内で利用できる別のアプリのことを指しており、通常のアプリのようにアプリストアからダウンロードする必要はありません。ネイティブアプリとして提供されているLINEと従属関係にあり、より規模が小さいアプリであることから「ミニアプリ」と呼ばれています。
LINEミニアプリで開発できる機能とは?
・テーブルオーダー
飲食店にてメニューのオーダーや決済などをLINE上で行う機能です。QRコードをスマホで読み込むと、LINEミニアプリ上に店舗のメニューが表示されます。QRコードが席番号等の情報に紐付いており、店舗側は、どのテーブルで何が注文されたのかを把握できる仕組みとなっています。
・デジタル会員証
LINEミニアプリ上でデジタル会員証・ポイントカードの発行等ができる機能です。店舗(オフライン)とオンラインショップのどちらでも利用できる機能を搭載したり、LINEログインを活用してLINE公式アカウントの自動友だち追加をすることも可能です。
・テイクアウト・デリバリー
LINE上でメニューの閲覧や注文、決済が出来る機能で、テイクアウトをする際の店舗での待ち時間を減らしたいというユーザーに最適です。LINE公式アカウントへの友だち追加とID連携によるLINE公式アカウントからのメッセージに加えて、リッチメニューにLINEミニアプリへの導線を設置することでデリバリーへの誘導が可能です。
LINEミニアプリの導入事例
LINEミニアプリの導入事例を紹介
①全国のアイセイ薬局グループ店舗で利用可能な調剤予約サービス
アイセイ薬局では、処方箋をスマートフォンで撮影し・送信することで、薬局での待ち時間を減らすことが出来るネイティブアプリ「おくすりPASS FAST(パス ファスト)」を提供していましたが、同機能がLINEミニアプリでも利用可能となりました。LINE上で調剤予約ができ、調製完了通知をLINEメッセージで受け取ることが可能です。
導入した機能: テイクアウト機能
解決できたこと:
・処方箋発行から薬受け取りまでの時間の短縮
・薬局の滞在時間短縮により、感染症の二次感染リスクを低減
※出典:LINEから「調剤予約」ができるLINEミニアプリ版「おくすりPASS FAST」スタート
※画像出典:LINEから「調剤予約」ができるLINEミニアプリ版「おくすりPASS FAST」スタート
②シューズブランドRANDAのデジタル会員証
レディースシューズや服飾雑貨の小売を行う株式会社ジェイ・ビーのシューズブランド「RANDA」では、 ワンタップでデジタル会員証をLINE上で表示できるLINEミニアプリを導入しました。従来の会員登録では個人情報の入力とメールアドレスの認証が必要でしたが、LINEミニアプリ経由での新規会員登録数・LINE公式アカウント数が増加に繋がりました。
導入した機能: デジタル会員証
解決できたこと:
・会員登録にかかる手間の削減とハードルの低下
・LINE公式アカウントの友だち追加数の増加
※画像出典:レディースシューズ「RANDA」がLINEミニアプリ活用、実店舗で新規会員の9割がLINE経由で登録
③アガリコ餃子楼の店内オーダーアプリ導入
餃子居酒屋「アガリコ餃子楼」を展開する株式会社Big.Bellyは、新宿小田急ハルク店で店内オーダーの為のLINEミニアプリを導入しました。コロナ禍でユーザーとスタッフの接触を減らすだけでなく、常時、 ホールスタッフを3人から2人に減らすなどオペレーションの効率化、人件費の削減に寄与しています。また、 L I N E ミ ニ ア プ リ の 利 用 と と も に 自 社 の L I N E 公 式 ア カ ウ ント を ス ム ー ズ に 友 だ ち 追 加 で き る 仕 組 み を 整 え 、友だちの増加を実現しました。
導入した機能: テーブルオーダー機能
解決できたこと:
・顧客とスタッフの接触を減らすコロナ対策
・ホールスタッフ削減によるオペレーションの効率化と人件費削減
・LINE公式アカウントの友だち追加数の増加
LINEミニアプリで開発できる機能・導入事例まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは、テーブルオーダーやデジタル会員証、テイクアウト・デリバリーの機能を紹介しましたが、これらをはじめとして、LINEミニアプリでは、ポイントカード・クーポン・支払い・お知らせ機能など様々な機能の開発が可能です。
自社アプリ開発を考えられている会社様は、是非LINEミニアプリも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
Enlytについて
Enlytは、ベトナムと日本のグローバルなチーム構成でありながら、アジャイル開発を50プロジェクト以上成功させています。アプリのスクラッチ開発はもちろん、LIFFやShopifyなど、今注目されている開発手法やプラットフォームを用いた開発にも実績がございます。なにか悩みがあればぜひご相談を!!