モバイルアプリとは?Webアプリとの違いや開発費用・導入事例を徹底解説
今やスマホアプリを使うのは当たり前の時代。
一方で、「自社でアプリを導入すべきか?」と考えてみると、急にハードルが高く感じませんか?
技術やコストはもちろん、そもそもWebアプリとモバイルアプリは何が違うのかがわからないまま、判断に迷っている方も多いでしょう。
「モバイルアプリって、Webアプリとどう違うの?」
「うちのサービスもアプリにした方がいいのかな?」
「ネイティブとかハイブリッドって何が違うの?」
Webサービスを担当されている方であれば、一度はこうした疑問を抱いたことがあるはずです。
この記事では、そんな悩みを持つWeb担当者の方に向けて、モバイルアプリの基礎知識から開発手法、費用感、成功事例、さらには開発会社の選び方までをわかりやすく解説します。
今回の記事を読めば、以下のポイントが明確になります。
- モバイルアプリの目的と役割
- モバイルアプリのメリット・デメリット
- モバイルアプリを活用した企業の成功事例
目次
モバイルアプリとは?定義と基本を解説
まずは、モバイルアプリの基本的な定義と概要を整理していきましょう。
「モバイルアプリとは何か」「Webサービスと何が異なるのか」といった基礎を押さえることで、以降の開発手法や活用方法についても理解しやすくなります。
モバイルアプリの概要
モバイルアプリとは、スマートフォンやタブレットにインストールして使用するアプリケーション(ネイティブアプリ)を指します。
App Store(iOS)やGoogle Play(Android)を通じてダウンロードされ、スマホ内に保存されるため、動作が高速でネイティブの機能(カメラ、GPS、通知など)とも連携しやすい点が特徴です。
私たちが日常的に使っているSNSやメッセージアプリ、ビジネス用のスケジュール管理アプリ、地図アプリなど、さまざまな分野で活用されています。
Webアプリの概要
一方で、Webアプリはスマートフォン向けに作られていても、アプリストアからのインストールは不要で、ブラウザ上で利用するアプリケーションを指します。
モバイルアプリとWebアプリの違い
| 項目 | モバイルアプリ | Webアプリ |
| 利用環境 | スマホ・タブレット(インストール型) | ブラウザ(インストール不要) |
| オフライン利用 | 可能 | 制約があるが、PWAを活用すればオフライン利用や通知機能も可能 |
| 操作性 | スムーズで直感的 | ブラウザ依存で制約あり |
| 更新方法 | ストア審査後に反映 | サーバー側の更新で即反映 |
アプリの主な種類と特徴
アプリには「ネイティブアプリ」「Webアプリ」「ハイブリッドアプリ」「PWA」の4つの種類があるので、各アプリの特徴やメリット・デメリットを整理しながら、自社サービスに適したアプリの種類を検討するための基礎知識を解説します。
ネイティブアプリ
ネイティブアプリとは、App StoreやGoogle Playなどのアプリストアからスマートフォンにダウンロード・インストールして利用するアプリを指します。
私たちが普段「スマホアプリ」と呼んでいるもののほとんどが、このネイティブアプリにあたります。
| 代表例 | Googleマップ ポケモンGOなどのゲームアプリ 加工可能なカメラアプリ など |
| メリット | ・高速で滑らかな操作感・カメラやGPS、NFCなどの機能と深く連携可能・オフライン対応もしやすい |
| デメリット | ・OSごとに開発が必要・開発コストが高くなりやすい |
Webアプリ
Webアプリとは、インストール不要で、Google ChromeやSafariなどの「ブラウザ」を使って利用するアプリのことです。
簡単に言うと、「普段見ているWebサイトの中でも、特に機能が豊富なもの」を指します。
| 代表例 | Google ドキュメント 食べログ、ホットペッパー Yahoo! 天気 など |
| メリット | ・開発・運用が比較的安価 ・更新が即反映される |
| デメリット | ・接続環境によっては動作が不安定な場合がある ・通知・オフライン利用などに制限がある |
ハイブリッドアプリ
ハイブリッドアプリとは、App Storeなどからダウンロードできるためネイティブアプリのようですが、実は中身はWebサイトの技術(HTML/CSS)で作られているアプリを指します。
| 代表例 | Instagram・Facebook等のSNSアプリ Amazon・UNIQLO等のECアプリ |
| メリット | ・クロスプラットフォーム対応でコスト削減 ・比較的スピーディな開発が可能 |
| デメリット | ・パフォーマンスやUXはネイティブアプリに劣る可能性もある |
PWA
PWAとは、ウェブサイトでありながら、ネイティブアプリのような操作性や機能を提供できる技術です。ブラウザ上で動作しますが、スマートフォンのホーム画面にアイコンを追加でき、プッシュ通知などの機能も利用可能です。
| 代表例 | X (旧Twitter) 日経電子版 |
| メリット | ・インストールの手間がない ・ブラウザから「ホーム画面に追加」でアプリのようにアイコン表示可能 ・ストアの審査が不要 |
| デメリット | ・アプリストア内で検索しても見つからない ・OSによる機能制限がある ・認知度が低い |
「ネイティブアプリ」「Webアプリ」「ハイブリッドアプリ」「PWA」の4つの種類があるので、開発したいアプリはどの方法で開発するのがいいか確認するのがオススメです!
モバイルアプリのメリット・デメリット
モバイルアプリは、ユーザーとの接点を強化できる一方で、開発や運用に一定のコストや手間がかかるという側面もあります。ここでは、モバイルアプリを導入することで得られる主なメリットと、事前に把握しておくべきデメリットや注意点をご紹介します。
モバイルアプリのメリット
- プッシュ通知で再訪率アップ
- アプリ起動の利便性によるリピート率向上
- オフライン利用可能で現場でも活用しやすい
- ブランド体験を統一したUIで提供できる
モバイルアプリのデメリット
- 開発・運用にコストがかかる
- OSアップデートなどに応じた対応が必要
- ストア審査など公開プロセスに時間がかかる
モバイルアプリ開発方法
モバイルアプリの導入を検討する場合、「どのようなアプリ」を開発するかによって開発方法や予算が大きく異なるため、モバイルアプリを開発するまでの流れを確認していきましょう。
どのようなモバイルアプリにするかを決める
はじめに、どのような目的で、誰に使って欲しいかを整理していきましょう。
要件定義:目的・ターゲット・機能の整理
設計:画面構成・UI設計・API設計
公開先:App Store/Google Play
上記が整理されたら、次はどのようにアプリを開発するかを検討します。
モバイルアプリの3つの開発方法
開発方法は大きく3つに分類できます。どのような目的でアプリを開発するか検討後は、求めるアプリがどの方法で開発できるかを決定していきます。
①自社開発:社内に技術力がある場合に向いている。
②外注開発:専門ベンダーに委託。要件定義が重要
③ノーコード/ローコード:初期検証・社内ツールに有効。ただし柔軟性に制限あり。
それぞれ、メリットとデメリットがあるため作りたいアプリや予算的にどれが最適か慎重に検討するのがオススメです。
開発後にテストを実施
開発が完了しましたら、しっかり使うことができるか必ずテストを実施します。
テスト:動作確認、バグ修正等
テストが完了したら、公開するストアに申請をしリリースできます。
導入後の適切な運用
モバイルアプリは、ユーザーに利用されてようやく開発した成果が現れます。開発して満足するのではなく使いやすくなるような運用を心がけるのが重要です。
運用:改善対応・ログ解析・機能追加
使用中に発生したバグや、ユーザーがより使いやすいアプリへ改修していくことも運用する上では非常に重要になります。
主要な開発言語とフレームワーク
アプリ開発には、動作させるOS(プラットフォーム)に合わせて、最適なプログラミング言語と開発を効率化するための「フレームワーク」が存在します。現在、主流となっている代表的な組み合わせは以下の通りです。
| プラットフォーム | 言語 | フレームワーク |
| iOS | Swift | SwiftUI, UIKit |
| Android | Kotlin | Android SDK |
| 両OS対応 | Dart | Flutter |
| JavaScript系 | React Native | Expo, Ionic, Capacitor |
近年はFlutterやReact Nativeの採用が増えており、1つのコードでiOS/Android両方に対応しつつ、ネイティブアプリに近い滑らかな操作感(UX)を実現できるようになっています。
モバイルアプリ開発の費用・期間・成功事例
モバイルアプリ開発では、機能や規模、対応するOSによって、必要となる費用や開発期間が大きく異なります。ここでは、開発規模ごとの費用・期間の目安に加え、実際にモバイルアプリを活用して成果を上げた企業の事例をご紹介します。
開発費用と期間の目安
| 開発規模 | 費用感 | 開発期間 |
| 小規模(社内用) | 100〜300万円 | 2〜3ヶ月 |
| 中規模(BtoC) | 400〜800万円 | 4〜6ヶ月 |
| 大規模 | 1,000万円〜 | 半年〜1年超 |
※費用と期間は目安であり、実際は要件定義の精度に強く依存します。
成功事例・活用例
- グッピーヘルスケア アプリ再構築(Enlyt開発)
既存コードが共有されていない状況から、Swift/Kotlinを用いてiOS・Android両対応アプリを完全再構築。
18人月・1年規模の開発で、高い安定性とUXを両立した大規模対応アプリを実現。
インタビュー記事:
https://enlyt.co.jp/client-interview/guppy/ - インターエデュ「エデュスタ」モバイルアプリ設計(Enlyt開発)
親子向け学校マッチングアプリを対象に、ヒアリングに基づいたUX設計と直感的なUIを設計・デザイン・開発。
リリースから3ヶ月で3万DLを突破し、高い成果を上げたアプリ開発事例。
アプリ開発実績:
https://enlyt.co.jp/works/inter-edu/
モバイルアプリ開発会社(ベンダー)の選び方
モバイルアプリ開発を成功させるためには、自社の目的や体制に合った開発会社を選ぶのが重要なポイントです。機能や費用だけで判断すると、「思った通りに進まない」「運用まで見据えられていなかった」といったミスマッチが起こることも少なくありません。
開発会社を選定する際に押さえておきたいポイントと、発注前に確認しておくべき注意点を整理します。
選定時のチェックポイント
- 類似実績・業界理解の深さ
- UI/UX設計の力
- 保守・運用体制の有無
- 技術スタックの提案力
- 見積もりの明確さ
ビジネス課題とアプリ開発の適合性
- リピート施策を強化したい → プッシュ通知機能のあるアプリ
- 業務効率を上げたい → オフライン対応アプリ
- ECの顧客体験を高めたい → ブランドアプリ化
発注前の準備と注意点
- 要件定義をなるべく具体的にまとめておく
- 社内での意思決定フローを整理
- 契約内容(納品物・範囲・修正対応)を事前に確認
モバイルアプリ開発は、完成して終わりではなく、リリース後の運用・改善までを含めた長期的な取り組みです。そのため、単に「作れる会社」ではなく、ビジネス課題を理解し、目的に合わせた提案ができるパートナーとして、開発会社を選びましょう。
まとめ:モバイルアプリ導入でサービス価値をさらに高めよう
モバイルアプリは、単なる「スマホ対応」の一歩先。
ユーザーとの接点を強化し、継続的な利用を促進するための重要な施策です。
特にWebサービスをすでに提供している企業にとっては、アプリ化によって新しい価値を生み出すチャンスが広がります。
株式会社Enlytは国内開発とベトナムでのオフショア開発で、これまで50以上の開発プロジェクトを手がけてきました。
ハイブリッドな開発体制を活かし、お客様に合った開発体制を提供し、高品質なモバイルアプリ開発を実現しています。
アプリ開発をご検討の際は、株式会社Enlytまでぜひご相談ください。
お客様と一緒にアイデアを形にし、最適な形でサービス化いたします。




