
【現地レポート】SupremeTechがバギオに採用活動に来てくれました
こんにちは。Enlytの金子です。
普段はフィリピンのバギオに住みながら、フルリモートでEnlytの仕事をしています。
今回は、そんな日常の中でちょっと特別な出来事があったので、現地からレポートさせていただきます。
それは――
Enlytのグループ会社でもあるベトナム・ダナンに拠点を構えるIT企業「SupremeTech(以下:ST)」から社長・副社長・社員の方々がバギオに視察に来てくれたこと!
視察の目的は、英語留学を終えた方々の中から、IT業界にチャレンジしたい人材を採用できるかどうかを探るため。
私も現地コーディネーターのような感じでご一緒し、語学学校でのセミナー開催や、視察に関わることのお手伝いをさせて頂きました。
この記事では、実際に行ったセミナーの様子や、募集しているポジションについてご紹介しています。
・「IT業界に興味はあるけど未経験だし…」
・「英語はまだそこまで自信がないけど海外で働いてみたい…」
と思っている方には、きっと新しい選択肢が見つかる内容になっているはずです。

目次
前例となったEnlyt久保のバギオでの採用活動
今回のSTの動きのきっかけの1つになったのが、Enlytの代表・久保が2022年にバギオを訪れたときのこと。
当時、留学中の生徒さんを対象にセミナーを実施したのですが、その時にちょうど白武さんと会い、結果的にEnlytにジョインすることが決まりました。
そこから約3年が経ちますが、白武さんは、現在では、ディレクターとしてバリバリ活躍中です。
→ 【いざフィリピンへ】CEOのドタバタ出張-vol.1|フィリピン滞在記
→白武さんの社員インタビューはこちら
そんな事例もあり、英語を使って働きたい人材が多いフィリピン留学の市場であれば、ベトナムで働きたい人も多いのではないか?という感じで、今回の視察につながったという経緯がありました。

なぜ、フィリピン留学をしている学生を対象に?
今回、STがフィリピン・バギオの語学学校でセミナーを行ったのは、STの求める人材像とフィリピン留学をしている学生の就職に対する悩み・ニーズがマッチしているという理由からでした。
企業側(ST)の狙い
- 将来的に英語を使って働きたいという意欲のある人材を求めている
- 海外で働くことへの抵抗が少ない(むしろ興味がある)人に来てほしい
- 英語は簡単な日常会話が出来るくらいでも、異文化でのコミュニケーションに挑戦したいという前向きな姿勢を重視
- IT業界未経験でも、意欲があれば育成していく方針がある
留学生のリアルな悩み
- 英語を使って仕事がしたいけど、どうやって探したらいいかわからない
- 留学後の進路が未定。何をしたらいいかわからない
- 海外就職するには、英語力はビジネス英語くらいペラペラになっている必要があるのでは、という不安がある
フィリピン留学に来ている方々は、海外就職を希望しているものの、どうやって企業と出会えばいいか分からなかったり、実際に求められている英語レベルよりも高いものが必要だと勝手に思ってしまい、自分には無理だと諦めてしまう人が多いです。
しかし、STではそんな英語を使って海外で挑戦したい人材を探しているということもあり、まさに、フィリピン留学という場がお互いにとってマッチしていました。

英語学校でオフラインのセミナー開催
セミナー当日。
この日はバギオ市内にある2つの語学学校、
- Baguio JIC(バギオ・ジェイ・アイ・シー)
- PINES International Academy(パインス・インターナショナル・アカデミー)
にて、それぞれ10名前後の留学生の方々に向けてセミナーを開催しました。
STの企業紹介や、実際にベトナム・ダナンで働くとはどういうことなのか、現地の様子や働き方について、リアルな話をお届け。
その中でも、主に、現在採用を行っているポジション「BA(ビジネスアナリスト)」についての紹介が中心にされました。

今回募集している職種の「BA(ビジネスアナリスト)」とは?
この仕事は、アプリやシステムを開発する際に、
クライアントとエンジニアの間をつなぐ「橋渡し役」として活躍する役割です。
主な業務は以下のようなもの:
- クライアントからヒアリングを行い、どんな機能が必要かを整理
- エンジニアと連携しながら、アプリやシステムの仕様書を作成
- 要件定義や動作・設計の指示
- その他クライアントとエンジニアの間で発生するコミュニケーション
IT未経験で入社して、実務を通じてITの知識を身につけていくという形で成長している社員の方が多くいます。
セミナーでは、実際に、IT未経験入社で今まさにBAとして働いている狭山さんもスピーカーとして実際の業務内容や1日の流れなどを紹介してくれました。
この記事を見て、STでの就職に少しでも興味を持ってくれた人がいたら、是非、WEBSITEから採用について問い合わせてみてください!

今後の展望
視察中、留学生に向けたセミナーはもちろんですが、英語学校のマネージャーさん達とも今後の採用やプログラムに向けた会話がされていました。
今後は、STとフィリピンの語学学校がより密に連携することで、「英語留学 + ITキャリアスタート」という新たな道をつくっていく予定です。
- 英語を学んだ後、そのままベトナム・ダナンでIT企業に就職
- SupremeTechが提供するITトレーニングプログラムと、語学学校の英語教育を組み合わせることで、未経験からでもキャリアチェンジが狙える環境を実現
すでに少しずつ形になりつつあるこの構想。
語学だけではなく、「その先のキャリア」まで見据えた取り組みとして、今後の広がりがとても楽しみです。
ギャラリー
あんまり写真撮ってなかったんですが、STの皆さんが来た時の写真をいくつか載せたいと思います。

セミナーは日曜日だったんですが、月曜日は、僕がよく行くカフェでコワーキングしました。
※バギオはしょっちゅう停電するんですが、ここのカフェはジェネレーター使ってちゃんと電気供給してくれるので、よく逃げ込んでいます。

コワーキング②。
僕も初めて行ったバギオにあるコワーキングスペース。結構キレイで、1時間200円くらいでした。

バギオの語学学校にお勤めの日本人スタッフさん達と食事。

最終日は、バギオにあるショッピングモールにお土産を買いに。
フィリピンのお土産はドライマンゴーとかバナナチップスが定番ですが、ベトナムにもあるのでお土産にはなりませんでした。