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Webアプリケーションとは?仕組み・具体例・開発ステップまで初心者向けに解説

「Webアプリケーションとは?」と聞いて、すぐにイメージが湧く人は少ないかもしれません。

  • Webアプリと普通のアプリって何が違うの?
  • ブラウザで動くってどういうこと?
  • 結局Webアプリって何のためにあるの?
  • Webサイトとの違いがよくわからない
  • 自分のサービスや業務に活用できるの?

こうした疑問を解消するために、本記事では「Webアプリケーション」の基礎から応用、さらには開発に必要な知識や実際の流れまでを初心者向けに解説していきます。

———

この記事を読めばこれがわかる!

  • 「Webアプリケーション」の目的
  • 「Webアプリケーション」の具体例
  • 「Webアプリケーション」の開発の流れ

———-


Webアプリケーションとは?

Webアプリケーションの定義と特徴

Webアプリケーション(Webアプリ)とは、インターネットブラウザ上で動作するソフトウェアのことを指します。
一般的に、スマートフォンやPCにインストールして使う「ネイティブアプリ」とは異なり、WebアプリはWebブラウザさえあればURLからアクセスでき、利用者はアプリのバージョン管理や端末依存を意識せずに使えるのが特徴です。

たとえば、GmailやGoogleドキュメント、ChatGPTなどがその代表例です。
これらはインストールするネイティブアプリ版もありますが、Webブラウザでアクセスでき、利用者は特別な設定やインストールを行うことなく、メールの送受信や文書の編集、AIとのチャットといった機能を使うことができます。

Webアプリは、HTMLやCSSで構成された「見た目」に加えて、JavaScriptを用いた「動き」や、サーバーとデータベースとのやり取りによる「データ処理」が組み合わされており、より高度な操作が可能です。

WebアプリケーションとWebサイト・ネイティブアプリの違い

種類利用方法特徴
Webサイト情報閲覧中心静的、SEOに強い
Webアプリ操作・入力中心動的、インタラクティブ
ネイティブアプリインストール必要高速処理、端末機能と連携が強い

Webサイトは主に情報提供が目的であり、基本的にはニュース記事や企業ページなど、一度情報が入力されるとページの情報は変わらない静的です。
一方、Webアプリは情報の「やりとり」があり、入力フォーム、会員ページ、管理画面、チャットなど、運用側とユーザー間やユーザー同士の双方向の情報がやり取りされ、動的な機能を持ちます。
ネイティブアプリはスマホやPCにインストールして使用するタイプで、カメラやGPS、通知機能など端末の機能と密接に連携できます。その分、開発にはOSごとの対応(iOS、Android、mac、Windowsなど)が必要です。

Webアプリケーションのメリット・デメリット

ここでは、サービスを開始するにあたり、上記のような選択肢がある中で、Webアプリケーションを選ぶ代表的なメリット・デメリットを利用者(ユーザー)視点、開発者(運用者)視点でそれぞれ紹介します。

利用者視点:

  • メリット:インストール不要、どの端末からでも利用可能、常に最新版にアクセスできる
  • デメリット:ネット接続が必要、オフラインでは基本的に使用不可(使用はできても最新情報に更新作業は不可能)

開発者視点:

  • メリット:複数端末対応が容易、デプロイ(リリース)後すぐに反映、保守コストを抑えやすい
  • デメリット:スマホの端末機能を活用しづらい、パフォーマンスがネイティブアプリより劣ることがある
    • 例:スマホのプッシュ通知機能が使えない

Webアプリケーションの仕組み

Webアプリは、クライアント(ユーザーのブラウザ)とサーバーの間でデータのやり取りを行いながら動作します。



基本的な流れは以下の通りです:

  1. ユーザーがWebブラウザでアプリにアクセス(例:https://example.com)
  2. WebサーバーがHTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンドリソースを返す
  3. ユーザーの操作(例:検索や入力)がJavaScriptによって処理され、バックエンドに送信される
  4. サーバー側で処理(データベース検索など)を実行し、結果をJSON形式などで返す
  5. JavaScriptが受け取った結果をブラウザ上に動的に表示する

このように、Webアプリはフロントエンドとバックエンドが連携して動作しており、リアルタイムなやりとりが可能です。
最近では、SPA(Single Page Application)という技術を用いることで、ページ遷移の少ないスムーズなUXを実現しているアプリも増えています。

Webアプリケーションの具体例・活用事例

Webアプリケーションは、私たちが日常的に利用している多くのサービスに組み込まれています。その用途は多岐にわたり、個人の生活だけでなく、業務効率化やサービス提供にも大きな役割を果たしています。ここでは、具体的なサービス例と、業種ごとの活用事例を紹介します。

代表的なWebアプリケーションの例

  • Gmail:Googleが提供するメールサービス。クラウド上でのメール送受信、スレッド管理、検索機能が特徴。
  • Google Maps:地図検索、経路案内、ローカルビジネス情報などを提供するサービス。
  • Notion:ドキュメント作成、タスク管理、ナレッジ共有を一体化したオールインワンのワークスペース。
  • ChatGPT:OpenAIの自然言語処理技術を活用したチャット型AIアプリケーション。
  • Slack:チーム間のチャットやファイル共有、外部サービス連携が可能なビジネス向けチャットツール。

業種別Webアプリケーションの活用事例

  • 教育業界:Google Classroomやスタディサプリにより、オンライン授業・課題提出・フィードバックが可能に。
  • 医療業界:オンライン診療や電子カルテの閲覧・入力をWebベースで実現し、医師・患者間の接触を最小限に。
  • 金融業界:ネットバンキング、証券取引システム、ローン申込など、Webで完結する金融サービスが普及。
  • 小売・EC業界:Shopify、BASE、ecforceなどのWebアプリにより、在庫管理・顧客対応・売上分析までワンストップで可能。
  • 業務効率化ツール:kintoneやBacklogは、タスク管理・進捗確認・業務データの蓄積をクラウドで一元化し、チームの生産性を向上。

Webアプリケーションの開発に必要な知識・技術

フロントエンドとバックエンドの基本

  • フロントエンド:ユーザーがブラウザ上で直接操作する部分(HTML、CSS、JavaScriptなど)
  • バックエンド:サーバー側で動作するロジックや処理(Python、PHP、Node.jsなど)

フロントエンドに関しては、基本的にはWebブラウザ上でユーザーが触れる箇所に関連する範囲になります。
例えば、ページのデザイン・見た目の部分、ボタンを押したときの挙動や、画面に追従してくるバナーやボタンなどが含まれます。


一方で、バックエンドは、フロントエンドに表示するための必要なテキスト・画像情報などを整理して、取得するなど目には見えない情報処理の範囲を担っています。
例えば、ユーザーが入力したログインID、パスワードなどをキーとしてデータベース(DB)からどの会員の情報かを照合し、取得してきたり、APIを利用して他のサービスとの連携を行ったりといった処理が含まれます。

主な開発言語とフレームワーク(ライブラリ)

ここでは主要な開発言語とフレームワーク・ライブラリをご紹介します。

  • フロント:React.js、Vue.js、Angular
項目React.jsVue.jsAngular
種類ライブラリフレームワーク(軽量)フルスタック・フレームワーク
言語JavaScript + JSX / TypeScriptHTML + JavaScript / TypeScriptTypeScript
特徴コンポーネント指向、JSX、柔軟性が高いシンプルで直感的、テンプレートがHTMLに近い機能が豊富、企業向け、大規模開発向き

React.jsはフレームワークではなく正確にはライブラリですが、フレームワークのような使われ方をします。汎用性が高く、大規模、小規模どちらの開発にもよく利用されます。Vue.jsはHTMLに近い構文のため、初心者にもわかりやすく、シンプルなUIの場合に好まれます。一方でAngularはフルスタックフレームワークと呼ばれ、大規模な開発を前提とした、フレームワークとなっており、企業システムや複雑なWebアプリの構築に用いられることが多いです。

  • バックエンド:Django(Python)、Ruby on Rails(Ruby)、Express(Node.js)
フレームワークDjangoRuby on RailsExpress
種類フルスタックフレームワークフルスタック軽量・ミドルウェア型
言語PythonRubyJavaScript(Node.js)
特徴高速開発・堅牢・管理画面付き「開発の幸福感」重視、優れた規約シンプルで柔軟、学習コスト低め

Djangoは管理画面が必要な業務系のWebアプリに向いており、セキュアで堅牢さが必要な企業の中規模から大規模なシステムによく利用されます。Pythonの強みでもある、機械学習やデータ分析などと連携する必要がある場合も使われます。

Ruby on RailsはMVP開発など、プロトタイプの制作に向いており、Gemが豊富で機能の拡張も比較的簡単に行えます。また、初期設定が不要であることからスピード重視のWebサービスに最適です。

Expressは非同期処理に向いており、REST APIなどのAPI構築に使われることが多いです。また、必要最小限の構成となっているため、柔軟性が高くフロントエンドをJavaScriptで書きたい場合など、統一したい場合にも用いられます。

開発に必要なスキルセット

  • HTML/CSS/JavaScriptの基礎
  • バックエンド言語(Python、PHP、Rubyなど)
  • API設計とデータベース設計
  • Gitなどのバージョン管理ツール
  • サーバー知識(AWSやGCPなど)

セキュリティと運用の基礎知識

  • HTTPS化
  • XSS、CSRF対策
  • ユーザー認証(OAuth、JWT)
  • ログ管理、バックアップ運用

Webアプリケーション開発の流れとポイント

要件定義から設計・開発までのステップ

  1. ヒアリング・要件定義
  2. 機能・UI設計
  3. 実装(フロントエンド/バックエンド)
  4. テスト(単体、結合、ユーザー)
  5. リリース・運用開始

テスト・運用・保守のポイント

  • 単体テスト:個々の機能が正常に動くか検証
  • 結合テスト:機能同士の連携を確認
  • ユーザーテスト:実利用シナリオでのチェック
  • 定期保守・脆弱性対応が重要

効率的な開発のためのツール・サービス活用

  • GitHub(コード管理)
  • Figma(UI/UX設計)
  • Postman(APIテスト)
  • Docker(開発環境構築)
  • Slack / Notion(情報共有)

まとめ

Webアプリケーションは、私たちの生活やビジネスにおいて不可欠な存在になっています。メールやチャット、業務管理、ネットショッピング、学習ツールなど、あらゆる場面でその利便性を発揮しています。

本記事では、「Webアプリケーションとは?」という基本的な問いから始まり、その定義や特徴、他のアプリとの違い、代表的な事例、開発に必要な技術や知識、そして実際の開発プロセスまでを初心者の方にも分かりやすく解説しました。

Webアプリケーション開発は、単なる技術的な作業ではなく、ユーザー体験やビジネス成果を見据えた戦略的な取り組みが求められます。だからこそ、開発の初期段階から信頼できるパートナーとともに進めていくことが重要です。

Enlytが支援できること:スモールスタートで確実に進める開発支援

最近、Enlytへのお問い合わせの中で特に増えているのが、

「やりたいことが多すぎて、開発がなかなか進まない」

というご相談です。

最初から多数の機能を盛り込もうとすると、開発規模が膨大になり、リリースまでの期間も長期化しがちです。さらに、まだ世の中に出ていない段階では、「その機能が本当に必要なのか」「ユーザーに使われるのか」といった検証もできません。その状態で大きな予算を投じる構想になってしまうケースも少なくありません。


Enlytでは、こうした課題に対して「スモールスタート」というアプローチをご提案しています。

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  • 機能に優先順位をつけ、まずは最小構成でリリース
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というステップを踏むことで、「無理のない予算で」「ユーザーに使われるサービス」を着実に育てることができます。

アイデアはあるけど、どこから始めればいいか分からない
できるだけ早く出して、実際に使ってもらいながら改善したい

そんな方は、ぜひ一度Enlytにご相談ください。


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