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テクノロジーを活用し、心の通う豊かな社会をつくる〜人に、街に、価値ある瞬間をとどける〜

OOHメディアの企画・開発・運営と広告代理事業を展開し、屋外広告の視聴者データ解析サービスであるOOH Analyticsを運営されている有限会社サーチの常田修治代表に開発を依頼された背景、開発着手後の感想、今後の展望を伺いました。

開発を依頼された背景

――今回開発を依頼いただいたサービスの概要を伺えますか?

常田氏:今回開発を依頼させていただいたのは弊社の独自サービスのOOH Analyticsの追加開発になります。

街中の看板や街頭ビジョン、駅の中にあるような広告を総称してOOH(Out Of Home)広告と呼びます。

OOH Analyticsはそれらの屋外広告の視聴者データを可視化するサービスです。

――弊社に開発を依頼された背景や当時の状況はどのようなものだったでしょうか?

常田氏:OOH Analyticsの開発当初は別の開発ベンダーに依頼をしていました。

ただ当初からそのベンダーの対応の遅さや品質管理の甘さを感じており、別のベンダーに開発を依頼できないかと考えていました。

そこで貴社を含め5社ほど他の開発会社と面談をしている状況でした。

――数社と面談された上でなぜ弊社を選んでいただけたのでしょうか?

常田氏:各社と面談をする中で、御社は非常に誠実で紳士的に感じるところがあり好印象でしたので具体的に話を進めようと思いました。

具体的な話を進めていく中で御社は他社に比べ体制や技術面のことを詳細に説明していただき、他社も実績は申し分なかったのですが総合的に判断して御社に依頼させていただくということになりました。

開発着手後の感想

――実際にプロジェクトがスタートしてからの感想を伺えますか?

常田氏:以前のベンダーは開発の進捗がブラックボックス化しており、実際に出来たものを確認すると想定していたものと全然違うということが多々ありました。

ただ御社は週2回の定例会を含め、決まったフォーマットでの進捗管理と報告をしていただき、進捗に対する心配というものは全くありませんでした。

またアジャイル開発ということもあり、毎週何かしらの成果物を見せていただくことができ、認識のズレがあったとしてもすぐに修正できるという点が非常に良かったです。

――不満だった点などはありますでしょうか?

常田氏:正直あまり無いです。

チームメンバーの方達の対応力が素晴らしく、私は英語が喋れないのですが日本語でしっかりと対応いただけたのは良かったです。

目標達成に向けて一つのチームのような形が出来ていて、日々の進捗管理や各機能に関して一緒に話を煮詰めていけたのもとても良かったです。

そういった場を週2回の定例会で設けていただいたので毎回参加するのを楽しみにしていました。

サーチ社の今後の展望

――OOH広告業界は今後どのように発展していくのでしょうか?

常田氏:屋外広告は全ての広告ジャンルの中で世界的に成長している数少ない広告媒体です。

特にアナログな看板ではなく、デジタルOOHというLEDビジョンや液晶画面に広告を映し出す広告が伸び続けています。

ただ、15年ほど前からLEDビジョン等デジタル媒体へインターネットを介して動画や静止画を時間通りに表示するという運用は出来ていました。

これからのデジタルOOHはオンライン広告と同じように広告売買がオンラインで完結し、広告ターゲットによく見られる媒体、時間帯、天気などの細かい設定ができ、自動で配信されていくようになります。

また日本国内のみではなく、海外の広告が日本で出稿されたり、日本の広告が海外で出稿されたりするような時代に突入してきています。

そうすると今の市場規模も大きくなっていきます。

ただ広告を出す技術というものは発展しているのですが、それらの視聴者データを計測するツールは追いついていません。

そのため視聴者を可視化する技術の発展が急務になっています。

――今後の目標をお伺いできますでしょうか?

常田氏:現在のOOHアナリティクスで実装されている属性は性別と年代なのですが、その他にも訪日外国人別、大学別、趣味嗜好といった様々な属性データも取れているので、これらを実装してより一層視聴者データの粒度を向上していきたいと考えています。

また、現状はOOH Analyticsを導入しているOOHメディアはまだまだ少なく、広告主・広告代理店・OOH媒体社に本サービスを知って頂くことが重要だと考えています。

最終的な目標としては、OOH Analyticsで取得した世界最高レベルのインプレッションデータを基にしたオンライン取引を実現したいと考えています。

クライアント企業概要

■企業名:有限会社サーチ(SEARCH INC.)
■設立:2004年3月
■事業内容:
・メディア開発・運営事業
・広告代理事業
・コンサルティング事業
■Webサイト:
https://searchnext.jp

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