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【0から始めるプロダクト開発】開発の流れと進め方-ペルソナの設定やプロトタイプの作成も含めて詳しく解説

自分たちが描きたい理想の世界と現実とのギャップを埋めるためのツール。
それがデジタルプロダクトです。
この人なんか大げさなこと言うな。。。と思ったでしょ。
これは大げさなことでもなんでもないんです。
プロダクト開発は目的ではありません。
プロダクト開発はあくまでも目的を達成するための手段の1つなんです。

これまで何十社と中小から大企業まで幅広くプロダクト開発の相談を受けてきましたが、ここを履き違えている企業は沢山あります。
ではプロダクトで達成すべき目的はなんでしょうか。

抽象的なことをいうと、世の中に価値を提供することですよね。
その価値が人の思考、生活を変え、よりよい人生にする。
その価値が今抱えている問題を解決する。
その対価としてお金をいただき会社の業績があがり、社員に還元され、社会全体が繁栄していく。

あなたのプロダクトはその目的を成すためにユーザーとコミュニケーションをとり、独自の価値を提供します。
情報へのアクセスが容易で何でもすぐに手に入る現在は、嗜好も価値観も多様化しており、消費者の実体がつかみにくい時代です。
そんな中ユーザーにプロダクトを魅力的に感じてもらうことは容易なことではありません。

今回ご紹介するのはそんな時代のプロダクト開発のために必要なプロトタイプ作成と進め方についてです。
初めてのプロダクト開発で最低限知っていないといけないことは何か、実際何から始めればいいのかを一緒に考えていきたいと思います。

「プロダクト開発」の全体の流れ

プロダクト開発を進める上で大きく分けて2つのフェーズがあります。

戦略・構想フェーズ

プロダクト開発といってもプロダクトを初めから作り始めるわけではありません。

まずはじめに自分たちが「プロダクトを通じてどんな世界を描きたいのか」「そのために何を誰に届けるのか」をしっかり設定する必要があります。

プロダクト開発に多くのステークホルダーが関わる場合、各ステークホルダーは異なる視点と責任を持って仕事に取り組んでいるため、認識のズレや議論のすれ違いが起こりやすいです。

序盤で目指す姿、想定するユーザーを明らかにすることで、その後の制作での認識のズレや、議論のすれ違いにより時間を浪費することを防ぎます。

分析・設計・開発フェーズ

自分たちの目指す姿、想定する顧客が明らかになったら、プロダクトに落とし込んでいくために、より深く明確な形にしていきます。ここで重要になってくるのが、サービスファーストではなくユーザーインサイトファーストです。

想定するユーザーの日常の体験や行動を基にユーザー体験の「利用したい」という心理に繋がる要因を特定しユーザー体験の設計、プロダクト制作を行っていきます。
後ほど説明しますが、ここではプロトタイプ(試作モデル)を制作します。この段階でプロダクトを作り込みすぎないことが大切です。
自分たちがプロダクトの中で一番ユーザーの反応を確かめたいコアなところを特定し、開発、検証していきます。
これは資金力がそこまでないスタートアップにとってかなり重要な進め方です。それでは1つ1つ詳細にプロトタイプ作成までの過程を紹介していきたいと思います。

プロダクトが提供する価値は何?ビジネスモデルキャンバスにまとめてみよう

まずは自分たちが「プロダクトを通じてどんな世界を描きたいのか」「そのために何を誰に届けるのか」をしっかり設定する必要があります。

これらをきちんと設定することで、ビジネスアイディアを細かく分析することができ、自分たちの目指す姿を明らかにすることができます。

“想定するユーザー”や“提供できる価値”をきちんと定めてビジネスモデルを構築するうえで「ビジネスモデルキャンバス(BMC)」は力を発揮します。

ビジネスアイディアを整理し「1枚の事業計画書」をつくりだすためのフレームワークと言われています。

これまでのように、ビジネスアイディアをまとめてビジネスモデルを考案するために膨大な時間の消費、内提案や報告をするために数十枚もの事業計画書を作成するコストも要りません。

なによりも新型コロナウィルスや台風などの疫病・災害、AIの急速な進化など、社会の変化を予測しづらい昨今、もはや将来がどう変化していくかは全く予測できないこのご時世で、計画ではなく実行と検証に時間を特に割きたいスタートアップにとっては、うってつけのフレームワークです。

誰のためのプロダクト?ペルソナでより具体的にしていこう

上記でも言いましたが、近年のライフスタイルの多様化により、ユーザーのニーズを予測することがかなり難しくなってきています。
それに伴い、ターゲットの根底にある価値観や行動特性などを把握することもより困難になってます。
そんな状況の中「誰にとって価値あるプロダクトにするか」という点が非常に重要です。
万人に価値を与えるプロダクトを作ることはできません。その「誰に」を決めていく作業がペルソナの設定です。

ペルソナ設定とは?

ペルソナとは、ターゲットとするユーザーの人物像を詳しく設定したものです。

上記でも言いましたが、近年のライフスタイルの多様化により、ユーザーのニーズを予測することがかなり難しくなってきています。
それに伴い、ターゲットの根底にある価値観や行動特性などを把握することもより困難になってます。
そんな状況の中「誰にとって価値あるプロダクトにするか」という点が非常に重要です。
万人に価値を与えるプロダクトを作ることはできません。その「誰に」を決めていく作業がペルソナの設定です。

ペルソナを設定するメリット

メリットは大きく3つあります。

  • プロダクト開発メンバー間で、共通した人物像を形成することができる
  • 開発目線ではなくユーザー目線でプロダクト開発を進めることができる
  • 効率よくプロダクト開発を進めることができる

実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。

上記のような基本的な属性に加えて、ターゲットの行動、ニーズや悩みなどを詳細にモデル化し、一人の人物に仕上げることで、「ユーザーが喜ぶ姿」を想像しやすく、またチーム内でもターゲットのイメージを共有することができます。

ユーザーにとって魅力的な体験とは?カスタマージャーニーマップでペルソナの全てを可視化しよう。

ペルソナが決定したら、開発予定のプロダクトについてペルソナがどのような体験をするかを想定し分析していきます。
このステップで使われるフレームワークの一つが「カスタマジャーニーマップ」です。

カスタマージャーニーマップとは?

カスタマージャーニーマップは、プロダクトにまつわるペルソナの行動や感情、思考を把握し、時系列でマップ化したものです。
ペルソナの欲求や価値をベースに、「利用したい」という心理が発生するような体験を設計していきます。
これらを整理し可視化することによって今まで見つけることができなかったユーザー課題やプロダクトの欠落している箇所を発見する機会にもなります。
プロダクトと出会う前からゴールまでの一連の流れを見える化することでユーザー像をより明確にし、関係者間での共有をはかります。

▼カスタマージャーニーマップについての詳しい記事はこちらから▼

プロダクトのコアバリューはなに?プロトタイプで超速で検証しよう。

ここまでのステップで作り上げた理想的なユーザー体験をプロダクトとして落とし込むため、要件を定義し、プロダクトを設計・実装します。
ユーザーにとって理想的な体験を描いたとしても、それが本当にユーザーにとって魅力的だとは限りません。むしろそうでもないことが多いです。
あとよくやりがちなのが、プロダクトを考えているとアイデアが膨らんで余計な機能が盛りだくさんになってしまったり、ユーザー視点が結局プロダクト開発視点になり、ユーザーにとっては複雑すぎるものを作ってしまうことが多々あります。
そうなってしまうと時間もコストも無駄にかかってしまうのでそれは避けたいところです。

この段階で有効なのがプロトタイプ(原型・試作品)を作って改善点を洗い出しながら設計・実装していくプロトタイピングの手法です。

プロトタイピングとは?

プロトタイピングはプロトタイプという実際に動くものを作成し、実際に使ってみて検証を重ね、改善をしていくことです。プロトタイプが存在することによって、プロダクト開発関係者全員の認識の一致をはかりやすくなります。
また、これまでの話し合いや計画が机上の空論だった ということもざらにあります。それを早い段階であぶり出し方向修正をすることが可能となります。
その他にも、早い段階でプロダクトをユーザーに利用してもらい、その反応を確認できます。
数値による定量的な評価を行うとともに、ユーザーへのアンケートやインタビューなどの調査やユーザビリティテストを行います。
理想を描いて設計したプロダクトが最初から実際のユーザーにぴたりとはまることは多くはありません。
どこがずれているのか仮説を立て、修正し、また評価するというPDCAを繰り返すことで理想と現実のすり合わせを行っていきます。
場合によってはペルソナの設定からやりなおす必要もあります。適切な評価と見極めが重要です。

▼プロトタイピングの進め方について詳しい記事はこちらから▼

Enlytでお手伝いができること

ここまでプロダクト開発の進め方をご紹介しました。
ざっとみて呼んでだけどプロダクト開発って大変だな。。。と思われた方も多いのではないでしょうか?

はい。とても大変です。考えることが多いです。
ましてやスタートアップの場合だとリソースも時間もないので、「とりあえず動くものを作ってリリースしちゃいたい」と思います。
そんなお客さんとたくさんお話してきました。

「とりあえず動くものを作ってリリースしちゃいたい」という発想自体はこの時代、一概に間違いとは言えません。
しかし、ご紹介したプロセスを踏みリリースしたプロダクトとそうでないものは、リリースしたあとの伸び方に大きな差がでてきます。
そこに少しでも僕らはお力になりたい。
そう考えています。

僕たちはソフトウェア開発会社ではありますが、他社のプロダクトを開発するだけでなく、自社プロダクトの開発も行っています。
実際に2つの自社プロダクトをローンチしました。

アイデアを形にする。
このノウハウを持つアジャイルチームがお客様のアイデアを実現していきます。

戦略・構想フェーズから分析・設計・開発フェーズまでの支援です詳細を記載すると下記のような項目をワンストップでお客様の事業を支援しています。

  • AI活用
  • DX支援
  • サービス設計の観点からの企画〜デザインスプリント
  • 開発前のMVPを用いた検証
  • 開発後の保守運用
  • DevOps体制の構築
  • グロースハック

DX推進/AI開発にはお客様の既存のデータやリソースを活用して新しいビジネスモデルの企画段階からお客様と一緒に課題仮説検証を実践します。
少しでもご興味ある方は気軽にお問い合わせください。

おわりに

プロダクト開発の進め方について順を追ってご紹介してきました。
総じて何を僕が伝えたいかと考えたとき、伝えたいことは1つでした。

まずやってみてください。

色々ご紹介しましたが、世の中にはプロダクト開発を進める上で参考になる情報はたくさん転がっています。
どのやり方が良い、どのやり方が悪い。
色んな意見やノウハウがあります。
多くの人がそれらの情報で頭でっかちになり、何をすればよいかわからなくなります。
まずは小さく、細かくで良いです。
わかるところ、自分が良いなと思うところだけでも良いです。
どれか始めてみてください。

その中でこの記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
もし分からないことがあったらいつでもお問い合わせください。
ありがとうございました。

Enlytについて

株式会社Enlytはベトナムに開発拠点SupremeTechを持ち、これまで50以上の開発プロジェクトを行ってきました。ベトナムと日本のグローバルなチームで、数多くのプロジェクトを成功に導いてきました。

Enlytのオフショア開発は、アジャイル・スクラム開発を採用しています。コミュニケーションの透明化を意識してそれぞれの役割で責任の範囲を明確化しています。クライアントも含めたワンチームとして、フラットな関係で開発を進めることができます。

お客様の納得のいくまで、共に開発させていただき、アイデアを最高のかたちにサービス化いたします。

オフショア開発についてのお悩みやご相談がございましたら、下記ボタンより気軽にお問合せください!

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